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2008年04月02日

東照宮奥社 銅鳥居・拝殿

東照宮シリーズですが、日光山内の輪王寺・二荒山神社・大猷院はすべて紹介を終え、残っているのは東照宮。その東照宮の中でも、奥社のみとなりました。
東照宮本殿の横の新たなゲートで、別料金を払って奥社に向かい、入ってすぐのところに、前回ご紹介した眠り猫があるのでしたね。
眠り猫の後には、上の写真のようにたくさんの石段が目の前に現れてきます。日光山内で、一度にたくさんの階段を登らなければいけないのは、ここだけです。(他は、ほぼフラットか、少しずつ階段を登る程度です。)
登り始める前は、大したことなさそうに見えたのですが、いざ登り始めると、自分の体力の衰えに気付かされることになるのです。息切れをごまかすのに、立ち止まって周りの風景を撮影しながら、何とか登ることができました。

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この石段の特徴は、各段すべて一枚岩で造ってあり、手摺部分も石を組んであるのではなく、大きな石から掘り出して造ってあるという、もの凄い技術なのです。
石段は207段あって、最後の方が上の写真です。石段の上に見える鳥居が、銅鳥居(かねのとりい)です。
その先は、東照宮奥社です。鳥居をくぐって石段をもうひと登りすると、まず最初にあるのは奥社拝殿。(下の写真が、そうです。)
建物の大きさは、今まで見た拝殿などに比べて小さいですが、重厚な印象を受けます。
建物全体は、真鍮や銅板で覆ってあり、その上に黒の漆塗り。黒が基調の外観に対して、内部は金箔の柱に極彩色の鳳凰などと豪華な仕様になっています。
さて次回は、東照宮シリーズの最終回。この奥に・・・、いよいよ家康公が眠っておられる場所が登場いたします。お楽しみに!

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2008年03月11日

大猷院 皇嘉門

今日は、東照宮シリーズ。大猷院の最終回となってしまいました。その最終回に登場するのが、皇嘉門です。
その前に・・・。前回は、大猷院の拝殿と本殿をご紹介しました。その拝殿・本殿の周りの回廊の塀が上の写真です。
外に出て、拝殿と本殿の外観とともに、この回廊の塀を見ながら進んでいきます。
この回廊は、鳩づくしの回廊と呼ばれていて、欄間部分に百態百様の鳩が彫られているのが見ものです。ちょっと足を止めて、ご覧になってみて下さい。
本殿回廊を出ると・・・。

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あれっ、今までの東照宮シリーズの中にはなかった様な門が見えてきました。(下の写真)
パッと見ると、竜宮城の門のような感じでもあり、中国風でエキゾチックなことから、別名竜宮門とも呼ばれているのですが、正式には皇嘉門と言います。
実際に、今までの他の門と違い、中国・明朝の建築様式で竜宮造りがしてあります。
外側上部が、大猷院の基調である黒と金で、下部はまばゆい白さの漆喰壁になっていて、内側はろう色をしていて、またその天井には竜宮門と呼ばれるにふさわしい、あでやかな天女の絵が描いてあるそうです。
ただし、この門は立ち入り禁止のフェンスから見ることができるだけで、中に入ることはできません。
この門の向こうに何があるかと言いますと、大猷院の奥院(家光公の墓所)があるのです。残念ながら、そこは非公開となっています。
さて、これで東照宮シリーズの中の大猷院をすべて見終わりました。
あとは、東照宮のみとなりました。東照宮も残りわずかですが、お楽しみに!

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2008年02月20日

東照宮 眠り猫

今日は、東照宮シリーズ。東照宮の方は、前回で唐門〜本社まで行きました。
本社を拝観した後は、その横にある新たなゲートをくぐって、いよいよ家康公が眠っておられる東照宮奥社へ行くことになります。
ここだけは、一番最初に買った拝観券とは別料金になりますのでご注意を。別料金のところだから、見なくていいやと通り過ぎてしまうと、せっかく行った東照宮の一番肝心なところを、見逃してしまうことになりますよ。
奥社は次回ご紹介しますが、その前にも必見のポイントがあるのです。ゲートをくぐってすぐの、回廊の欄間部分にはめ込まれている眠り猫です。(上の写真)
東照宮に膨大な数のある彫刻の中でも、一番有名な彫刻なのです。作者は、左甚五郎と伝えられています。

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これ以外にも、欄間部分に彫刻がたくさん施してありますから、知らないと見逃してしまいそうにも思えますが、ここで眠り猫の写真を撮っている人が必ず何人かいますので、何を撮っているのだろうと気付くはずです。
先ほども書いたように、東照宮の数ある彫刻の中で猫はこの一匹だけであり、また眠っているというのもこれだけなのです。
そして、この眠り猫の裏側には雀の彫刻があります。雀が遊んでいる姿が、彫られています。(下の写真)
眠り猫の裏に、遊んでいる雀・・・その意味するものは、猫が起きていれば雀は食べられてしまうが、眠っているので安心して遊んでいられる。
つまり、東照宮では猫も居眠りして雀と共存共栄できるという、平和のシンボルだったのです。
さて、次回は東照宮奥社へと進んでいきますね。

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2008年01月16日

大猷院 拝殿・本殿

今日は、東照宮シリーズの大猷院の続きです。前回の大猷院では、唐門までたどり着きました。
唐門を潜り抜けると、目の前に拝殿があります。大猷院の建物は、拝殿・相の間・本殿と連なっている独特の建築物になっています。
上の写真では、手前の建物が拝殿であり、奥に見えているのが本殿です。
下の写真では、左側に少し写っているのが拝殿と奥にあるのが本殿で、そのあいだにある拝殿と本殿をつないでいるのが相の間。
拝殿に上がり、奥を見ると幅が狭くなって相の間があり、その奥はまた広くなって本殿が見えるように造られています。

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拝殿と本殿を結ぶ相の間は、渡り廊下の役目ではなく、将軍着座のために造られた部屋であり、代々の徳川将軍たちが、家光公の命日にここで法要の参拝をしていたのです。
拝殿は64帖の広さがあって、天井に狩野一門の合作と言われている140もの竜が描かれ、入り口には狩野探幽の壁絵も見もの。
本殿は、拝殿より一回り小さいのですが、本尊を安置する重要な場所だけあって、他の部屋と比べものにならないほど密度が濃く、手の混んだ造りがしてあります。
本殿には、種類が豊富で豪華な彫刻が施してあり、金がふんだんに使ってあるので、別名金閣殿とも言われているとか。
家光公命日の4月20日の大法要では、日光山輪王寺の住職だけが本殿に入って、一般の人たちは拝殿で家光公をしのぶことができるのです。

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2007年12月18日

東照宮 唐門・本社

今日は、東照宮の続き。前回は、東照宮を象徴する陽明門をご紹介しました。
陽明門をくぐると、正面に国宝の唐門があります。(上の写真)
胡粉で塗られた白色なので、一見あっさりした小さな門という感じだが、門全体が工芸品であり彫刻の数では陽明門よりも多いのです。
じっくりと見ると、その豪華さがよく分かってくる。(そんなにじっくり見る時間がありませんでしたが。)
門柱には、紫檀・黒檀で細やかな寄木細工された、昇竜と降竜がいます。屋根の左右や真正面にも、いろいろな意味をこめられた竜も。
軒下の中国風の彫刻は、舜帝朝見の儀と言われる竹林の七賢人など中国の聖賢であり、家康が尊敬した舜帝が描かれている。
門の左右の透塀には、たくさんの鳥がいる。その中の一つの鶴のデザインは、日本航空のマークでおなじみのものだとか。

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唐門の後ろは、本社。拝殿と本殿があります。(下の写真で、唐門の後ろに拝殿が見えています。)
これら本社内も、狩野派一門が競作した百間百種の竜や、欄間の彫刻などの装飾がきらびやかで、その豪華さが見もの。
拝殿と本殿を結ぶ、石の間という空間もあり、名前とは異なり石敷きではなく、畳敷きになっている。
神の世界(本殿)と世界(拝殿)をつなく重要な空間として、この石の間があり、本社の祭礼はこの石の間を中心に行われています。
建物内での写真は一切禁止ですから、外部写真のみです。内部空間は、東照宮に行かれたときのお楽しみに、ということで。

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2007年11月27日

大猷院 夜叉門・唐門

東照宮シリーズ、日光山内の中の大猷院では、二天門まで行きました。
二天門を潜り抜けてから階段を少し上ると、次に表れてきたのは夜叉門です。(上の写真)
あれっ、前回と同じ門じゃないの?と思うほど、色・形・雰囲気など似ていますが、写真をよく見比べてもらえば違う門であると分かりますよ。(でもやはり似ているので、門そのものよりも回りが違っていることの方が分かりやすい。)
前回の東照宮では、豪華絢爛で有名なこれぞ東照宮と言える陽明門をご紹介しましたが、大猷院の中では陽明門にあたる門になるのです。
なぜ、夜叉門と呼ばれるかと言うと、4体の夜叉がまつってあるからで、夜叉の体の色は青・白・赤・緑をしていて、それが東西南北を表しているのだそうです。
そして、きらびやかなコスチュームを身につけてポーズをとっている夜叉たちは、今にも動き出しそう。
また、夜叉門は牡丹唐草の彫刻で飾られていることから、牡丹門とも言われています。

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夜叉門の中央(通路部分)に、きらびやかな門が見えていますよ。これが次の門で、唐門です。(下の写真)
とにかく、大猷院も東照宮もいくつもの門を潜り抜けないと、拝殿・本殿にたどり着きません。
唐門とは中国風の門という意味だそうで、この唐門は高さ3m・間口1.8mあり、大猷院内では一番小さい門になります。
しかし、その分白龍や鶴などいたるところに、細かくて精巧な彫刻が施されているのです。
門を支えている2本の柱は、ケヤキの一木で造られているそうですが、これは外側から見ることができません。
装飾には、メッキに黒をさした金具や透かし彫りの金具なども使われているのが、大猷院の唐門の特徴とされています。
下の写真に、外人の観光客が写っていますが、外人さんの数がとても多いのにビックリしました。さすがは、世界遺産と感じさせるのでした。

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2007年10月15日

東照宮 唐銅鳥居・陽明門

今日は、東照宮と日光シリーズ。
前回の東照宮では、御水舎までいきました。御水舎で清めると、そのすぐ横、1枚目の写真に見える唐銅鳥居をくぐります。
この鳥居は青銅でできていて、日本で最初に青銅で造られた鳥居。家康公を敬愛していた家光公が、金2000両を費やして建てたとか。
さて、鳥居の向こうに階段があり、その上に見えてきたのが・・・。
素晴らしい建造物ばかりの中でも、一際目を引くこれぞ東照宮といえる陽明門です。2枚目の写真を見ると誰もが、これは東照宮だと分かると思います。
これだけの豪華絢爛な造りの門、隅から隅までじっくりと見たいところなのですが・・・、それでは一日眺めても足りません。

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そうなんです。この陽明門、一日中見ていても飽きないことから、「日暮らし門」とも呼ばれていて、国宝にも指定されているのです。
また、江戸時代初期の彫刻・飾り金具・彩色といった工芸・装飾技術のすべてが、この陽明門に集約されているとも言われています。
特に見事なのが、508体ある彫刻の数々で、その種類はここには到底書けないほどで、動物・花鳥や霊獣などの他人物まで多種多様の彫物。
東照宮の建造物に刻まれた彫刻の総数は、5173体もあり、一番多いのは本社の2468体。(本殿1439体・拝殿940体・石の間89体) 二番目が唐門の611体で、三番目に陽明門の508体の順。
そして、それらの彫刻が使われている建物や場所には法則があって、例えば人物の彫刻があるのは、陽明門と唐門だけ。霊獣の唐獅子は陽明門に、獏は本殿に集中しています。
陽明門の大きさは、正面の幅が7m・奥行き4.4m・高さ11.1m。

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12本ある白い柱は、胡粉(貝殻からつくった白色顔料)を塗ったもので、グリ紋と呼ばれる渦巻状の地紋が彫られています。
このグリ紋自体に、魔除けの意味があるといわれているのですが、1本だけグリ紋の向きが違う柱があり、その柱が「魔除けの逆柱」です。(この門をくぐり終わる左側にあるのがその柱。)
この柱は有名なのですが、これ1本だけではなく、本社の本殿と拝殿にも1本ずつあることは、あまり知られていません。
3枚目の写真は、陽明門の裏側。その右にある建物は神與舎(しんよしゃ)で、3基の神輿(みこし)が納められています。
中央の神輿には徳川家康公、右の神輿には豊臣秀吉公、左は源頼朝卿の神輿なのです。
見どころはいっぱいあるのですが、特にこういうところをお見逃し無く!

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2007年09月11日

二荒山神社 二荒霊泉

東照宮シリーズの二荒山神社です。
前回までの、本殿やその横にあった神與舎・大国殿を見終わると、一番奥に今日ご紹介する「二荒霊泉」があります。
ここには二つの名水があり、一つは、二荒山神社の背後にある恒例山の洞窟から湧き出ている水を「薬師霊泉」といい、眼病に効く霊験がある名水。
もう一つは、これも二荒山神社の奥約1kmにある滝尾神社の境内にある天狗沢のほとりに湧き出ている「酒の泉」と呼ばれている名水です。
酒の泉には、酒の味があるといわれ、これで仕込むと銘酒が出来上がると、酒造業者の信仰が篤いのです。春に報醸際、秋には祈譲際が二荒霊泉で行われているそうです。
この二つの名水をここに導き、ブレンドされた泉を二荒霊泉と名付けたのです。
この水の水質検査では、無色透明・水温12℃・菌類0・硬度約27度と、飲料水に適したものであり、とても美味しいのです。
東照宮や二荒山神社に参拝・見学に来たついでではなく、この水を汲み取りにわざわざ遠方から来られる人もたくさんおられるのだそうです。
この二荒霊泉のすぐ横に休憩できるあづまやがあり、この名水でたてた抹茶やコーヒーを味わうこともできますよ。
私は、霊泉の前まで行って写真は撮りましたが、あわただしく見学していましたので、この名水を飲まずに帰ってしまいました。
今度行った時(いつ行けるか分かりませんが)は、必ずこの名水を味わってこようと思っています。
さて、日光山内の二荒山神社のご紹介は、これで終了いたしました。
残っているのは、東照宮と大猷院。まだまだ、世界遺産らしい豪華で素晴らしい建築が登場しますよ。

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2007年08月08日

大猷院 二天門

東照宮シリーズ、今日は日光山内のひとつ、大猷院(たいゆういん)です。
前回、大猷院の二天門をくぐって、御水舎のあるところまで行きました。その御水舎の向かいにある門が、この写真の二天門です。
なぜ二天門と呼ばれるのかと言いますと、四天王のうちの「持国天(じこくてん)」と「広目天(こうもくてん)」の二天が、門の表側にまつってあるからです。
表側だけでなく裏側には、赤い雷神と青い風神も、この門を守っていらっしゃいます。
雷神の手をよく見ると、手の指は3本。これは、現在・過去・未来を表しているそうです。それに対して風神の方は4本。こちらは、東・西・南・北を表現しているのだとか。
そして、足の指は雷神・風神共に2本になっていて、これは天と地を表しているのだそうです。
二天門の特徴は、色彩がはっきりと分かれていること。下段は朱色で中段部分は黒色、屋根の軒下は群青色・朱色。緑青色で構成されています。
この二天門、日光山内で一番大きいとされている門なのだそうです。門の上部ににある「大猷院」の額は、後水尾(ごみずのお)天皇の筆による文字だそうです。
遠くから一見しても立派な印象が強かったですが、手前の階段を一段上るたびに豪華な装飾の門が近づいてきて、すぐ前まで来るとその大きさに圧倒されるという感じでした。
これでも、大猷院は東照宮よりも控えめに造ってある(規模や造り方)のですが・・・。

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2007年07月11日

東照宮 御水舎

今日は、東照宮と日光周辺シリーズ。
東照宮は、見ざる言わざる聞かざるの神厩舎までを、前回ご紹介しました。
その神厩舎のすぐ横には、御水舎(水盤舎とも言う)があります。写真の左にあるのが御水舎で、右に見えているのがそうです。(見れば分かりますよね。)
今では、どの神社にも手や口を清める水盤を置いた御水舎がありますが、昔は自然の川や泉(湧き水)の場を御手洗(みたらし)・手水所(手水所)としていたそうです。
神社の境内に水盤を設けて独立した建物としたのは、この東照宮の御水舎が最初なのだそうです。
この美しい水盤舎は、九州鍋島藩主が1618年に奉納したものであり、中にある水盤は花崗岩でつくられています。
ここでは、屋根の軒下に注目。体は魚なのに翼があり、しかも顔が龍という霊獣と逆巻く波の彫物が見ものです。この飛龍は、水に関係する場所に置かれるほか、火災防止の願いもこめて配置されている。
この御水舎の西側の屋根の角が切り落とされているのですが、一部をちょっとだけ崩す東照宮流にしてあるとか、魔除けであるという説や、以前までここにあった杉の木の成長を邪魔しないためという説もあるそうです。
それにしても、たかが御水舎というと怒られますが、とにかく立派ですね。
この後どんどん、素晴らしくて見ごたえのある、これぞ東照宮という建物が登場してきますよ。

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2007年05月16日

二荒山神社 本殿・神與舎

今日は、東照宮と日光周辺シリーズの二荒山神社です。
前回は、拝殿をご紹介しました。その後ろにあるのが、上の写真の中央に見えている本殿です。(塀でほとんど隠れていて大きな屋根だけが見えています。)
この本殿は、1619年に徳川2代将軍秀忠公が寄進したもので、造営した当時のまま残っている建物として、重要文化財に指定されています。
屋根は単層入母屋で黒漆塗りの銅瓦葺き、建物の大きさは間口11m・奥行き12mに7mの大きな庇(向拝)が取り付いています。
本殿の四方は縁側形式になっていて、内陣外陣と別れており、内陣の中に神霊が祀られているそうです。
写真でも、本殿を隠している塀がありますよね。緑色に塗られた格子がはめ込まれ、透塀(すきべい)と呼ばれている塀で本殿を囲っているのも特徴。

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下の写真、左の手前にある方が神與舎、その右にあるのが大国殿といわれる建物です。本殿の前にある拝殿の西側に位置します。
神與舎は、素木のままの簡素な建物です。素木のままの建物といえば、東照宮の三猿のある神厩舎もそうでしたが、日光山内では数少ないのです。
大きさは、間口5.5m・奥行き3.6mの入母屋屋根銅瓦葺きで、徳川幕府の大工頭である中井大和守正清がたてたと伝えられています。
大国殿の祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)というそうですが、別名は大国主命(おおくにぬしのみこと)なのだそうです。聞いたことありますよね。
これが仏教の大黒天と同一視されていて、幸福を招く神として祀られているのだそうです。
毎月第2土曜は「だいこくまつりの日」として縁日が開かれていて、その中でも6月の「だいこくまつり」は2日間にわたって催され、屋台・フリーマーケットが軒を連ねて賑わうそうです。
富山からだと簡単には行けませんが、機会があれば行ってみたいですね。行かれたことある方、いらっしゃいますでしょうか?

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2007年04月23日

吹割の滝

東洋のナイアガラと言われている吹割の滝です。ご存知ですか? 関東の方なら、知っておられる人も多いでしょう。
昭和11年に天然記念物・名勝として指定され、観光名所として有名です。この滝は、900万年位前の火山噴火による溶結凝灰岩が、1万年位前から片品川の流れに沿って侵食形成されてできた滝で、幅20m・落差7mほどあります。
NHKの大河ドラマ「葵 徳川三代」を見ておられた方、いらっしゃいますか? そのドラマのタイトルバックに、滝が出ていたそうです。それが、この吹割の滝をCG加工したものなのだそうですよ。
ところでこの滝、日光周辺のジャンルでご紹介していますが、ここは日光ではありません。車で富山から日光へ行くと、その途中に寄ることになります。
関越自動車道の沼田ICを降り、国道120号線を2時間ほど走ると日光ですが、この滝は、沼田ICから30〜40分ほどのところに位置します。つまり日光は栃木県ですが、この滝は群馬県です。
ちなみに、このルート(120号線)で行くと、標高1200mの山越えをして日光に行きますので、寒い時期は積雪や凍結などの道路情報の確認が必要です。

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写真でもお分かりのように、本当にナイアガラの滝のような水の落ち方してますよね。
この状態で、まだまだ水量が少ないようです。水の量が多いときは、もっと迫力があるのだそうです。
下の写真のように、滝の落ち口付近まで歩いていくことができて、遠くから見ると危なっかしそうですが、いざ自分が近づいてみるとそんなに怖くないんですよ。でも、毎年何人かの方が滝に落ちておられるそうですから、ご注意を!
日光も含めて、高原の多いこの地域ならではの滝であり、富山では見られないような滝がたくさんあるのです。
日光周辺の風景のご紹介は、これで終了です。行ってみると、他にも寄ってみたい所がいっぱいあって、もっと時間をかけて来るべきだったと思わせる日光周辺の自然でした。
残りは、東照宮の建物などをご紹介していきますね。

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2007年03月12日

大猷院 仁王門・御水舎

日光山内にある、大猷院(たいゆういん)という建物です。
大猷院という名称は初めて出てきましたが、正式には家光廟大猷院で、廟とは祖先の霊をまつった御堂のことを言います。つまり、徳川家光公の墓所なのです。
二社一寺(東照宮と二荒山神社で二社、輪王寺が一寺)を中心とする日光山内で言えば、この大猷院も輪王寺の一部に含まれ、輪王寺大猷院という書き方をしているものもあります。
家光公は、死後も心から尊敬していた家康公に仕えたいという遺言を残し、その意志を受けた家綱公が、この大猷院を造りました。
ただ、東照宮よりも大きくしてはならない、という遺言から規模は小さくしてあり、この本殿は鬼門の方角から東照宮を向いているという、家康公に対する家光公の強い敬愛が伺えます。
東照宮の建築が、白と金を基調とし黒の縁取りをしてあるのに対して、大猷院は金と黒を基調にして赤い縁取りとしているのが、造り方の特徴です。

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さて、大猷院の入り口となる最初の門が仁王門です。(1枚目と2枚目の写真をご覧下さい。)
赤く塗られた8本の柱からできていて、左右を2体の仁王像がこの門を守っています。それぞれの仁王像は、「阿(あ)」と「吽(うん)」の口の形にしてあり、物事には始まりと終わりがあるということを表現しています。
そして、手の構えは悪い心をを戒めて、良い心を激励しているのだそうです。
仁王門をくぐり抜けると、すぐ右前方に御水舎があります。(3枚目の写真が御水舎です。)
建物の四隅に3本づつ、計12本の御影石で作られた柱によって支えられていて、銅瓦葺きの建物です。
屋根の裏には、狩野永真安信の墨絵(雲竜図)が描かれていて、それが下にある御影石の水盤に映ることから「水鏡の竜」と呼ばれているのだそうです。

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仁王門みたいな豪華な門は、何かの写真で見られたことがあると思いますが、東照宮らしさを感じられると思います。
門も素晴らしいですが、御水舎も贅沢すぎるほど立派です。特にこの御水舎は、日光山内にある建造物の中で最も美しいと言われているほどです。
仁王像の口や手の形、御水舎の水鏡の竜は、見学にいったときは知らず後から調べて分かりました。行かれる機会があれば、こういうところをお見逃し無く!
紅葉の終わり頃に行きましたが、このあたりで豪華な建物と紅葉とを一緒に見ることが出来ました。ゆっくりと見たいところでしたが、とにかく一通り見て回るだけでも結構時間のかかる日光山内なのです。
このあと、まだまだ豪華な建物が登場してきますよ。

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2007年02月09日

湯滝

今日は、奥日光の三名瀑のひとつである湯滝(ゆだき)です。(今までご紹介してきた華厳の滝と竜頭の滝をあわせて三名瀑です。)
湯滝といっても、お湯が流れている滝ではなく、湯の湖という湖から流れ出ているので湯滝というようになったそうですが。
他にも、寒い日に水から湯気が上がってお湯のようにに見えるからという説と、水が岩に当たり砕けて白く流れる姿がお湯に見えるからという説も・・・。
今までご紹介した日光の三名瀑の滝は、下から順にご紹介しています。日光市内から、紅葉で有名ないろは坂を上ると中禅寺湖があります。
中禅寺湖から流れ出ている下に華厳の滝、上には竜頭の滝があって、その上は最初にご紹介した戦場ヶ原です。そのまた上に今日ご紹介している湯滝があり、この滝の上に湯の湖があるのです。
これらの高原や滝などの観光スポットは1本の道沿いにあり、順に見てまわれるドライブコースになっています。その道は、国道120号線で日光ロマンチック街道という名前もついているのですよ。

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この滝は、落差75m・幅は最大で25mあり、坂道のような岩壁を水が滑り落ちていますので、滝壷付近の観瀑台に立つと大量の水が自分に迫ってくるような豪快な眺めです。(上の写真のような感じです。)
下の写真は、滝のすぐ横の湿原です。
この辺りの湿原も散策できますので、ここを訪れたのは紅葉も終わってしまった晩秋でしたが、春から秋にかけて散策に訪れると気持ちよさそうなところです。(滝だけなら冬景色も良いです。)
滝の左岸にも遊歩道が設けられていて、滝の落ち口・湯の湖にも行けるらしいのですが、かなりハードで健脚向きのようです。
しかし、湯滝の駐車場からこの滝までは、歩いても1分ほどですので、お年寄り・あまり歩きたくない方でも、楽にこの滝を見に行くことができますよ。
それにしても、富山には高原がなく滝というと落差のある直瀑形が多いのですが、富山ではあまり見ることのできない滝を見て、「へぇー、こんな滝もあるんだ!」と感動したのでした。

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2007年01月17日

東照宮 見ざる・言わざる・聞かざる その2

前回ご紹介した、東照宮内の神厩舎(しんきゅうしゃ)という建物にある「見ざる・言わざる・聞かざる」の続きです。
この有名な三猿の彫物1枚だけあるのではなく、全部で8枚の彫物があって、それが猿の一生を通して人の生き方を伝えている物語になっていたのでした。
今日は、それを全部ご覧いただきましょう。

1枚目
手をかざした母猿が子猿の将来を見ている。子猿は信頼して母猿の顔をのぞきこんでいる。

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2枚目
子供のとき (純粋な時)には、悪いことを「見ざる・言わざる・聞かざる」が良い。

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3枚目
一人立ち直前の猿。まだ、座っている。

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4枚目
大きな志を抱いて天を仰いでいる。右側の青い雲は「青雲の志」を表す。



下に続く。

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東照宮 見ざる・言わざる・聞かざる その3

上の続きです。

5枚目
人生のがけっぷちに立っているが仲間を励ます猿。

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6枚目
恋に悩み、もの思いにふける男女の猿。

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7枚目
結婚した2匹の猿で、「人生の荒波」が彫られ、力を合わせて乗り越えようとしている。

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8枚目
妊娠した猿。子供も大きくなりやがて親となっていく。生まれた子供は、また左端(1枚目)に戻り人生を過ごす。

(物語の文章は、光東照宮公式の神厩舎彫刻の解説を引用させていただきました。)

いかがでしたか?
この8枚の彫物がはめ込まれている建物(神厩舎)は、前回の記事をご覧下さいね。
日光に行く前に、観光ガイドを読んで予習(?)しましたので、こういうところをちゃんと見て来ましたが、こういう部分を知って行くのと、知らずに見に行くのとでは大違いでした。
それほど、この東照宮を含む日光山内は見どころがいっぱいで、どれを見ても素晴らしい建物であり、手の込んだ細工の彫物でした。
残りの東照宮と日光周辺のご紹介も、お楽しみに!

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posted by kusano at 17:03| Comment(6) | TrackBack(0) | 東照宮と日光周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月05日

東照宮 見ざる・言わざる・聞かざる

前回の東照宮では、表門の手前にある五重塔をご紹介しました。
今日は、東照宮と言えば・・・で、一番有名なのはこれと言っても良いでしょう。「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿です。
どこにあるかと言いますと、五重塔のすぐ先に表門があり、そこで拝観券を見せて中に入って行くと、すぐ左手にある建物です。
神厩舎(しんきゅうしゃ)と言い、東照宮の神馬(しんめ)がいる場所です。神様に仕える馬の勤務場所を、神厩舎と言うのだそうです。
この建物の欄間部分に、三猿の彫物がはめ込まれています。
神厩舎の前に来ると、すぐにこの三猿の方ばかりに目がいってしまいますが、建物内をのぞいてみると、中に本物の白馬がいるんですよ。
なぜ、馬と猿の組み合わせなのかと言うと、昔は猿が馬を守ると言われていたからで、室町時代までは馬小屋に猿を飼う習慣があったのだそうです。
この神厩舎は、東照宮の中では漆を塗っていない唯一の素木(しらき)造りの建物である、というのも特徴です。

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ところで、「見ざる・言わざる・聞かざる」ばかりが有名なのですが、実は8枚ある彫物の1枚がそれだったのです。
下の写真では、建物正面に1〜5枚目が見えていて、建物右側(写真には見えていない)面に6〜8枚目がはめ込まれています。
「見ざる・言わざる・聞かざる」は、正面の左から2枚目がそれですよ。
子供の時は悪いことを「見ざる・言わざる・聞かざる」という子猿の頃を言っていて、その他7枚の合計8枚で一生のストーリーになっている彫刻絵本だったのです。
せっかくですから、次回の東照宮シリーズで全8枚をご紹介したいと思います。
余談ですが、あまり運動もせずウエスト回りが気になる私は、「言わざる」でなく「食べざる」に心がけようと思って見てましたが・・・。

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2006年12月25日

竜頭の滝

日光に、滝がたくさんあることは以前にも書きましたが、今日は竜頭の滝(りゅうずのたき)です。
以前にご紹介した華厳の滝(けごんのたき)は、中禅寺湖から流れ出て大谷川になるところに位置します。
今日の竜頭の滝は、反対に中禅寺湖の上にある湯川から、湖に注ぐところにあります。ですから、中禅寺湖をはさんで上には竜頭の滝、下に華厳の滝があるという位置関係になります。
竜頭の滝は奥日光三名瀑のひとつで、男体山の噴火による階段状の溶岩の上を水しぶきをあげながら流れ、落差は60m・全長は210mにも及びます。
写真で分かるように、滝壷の近くにある大きな岩によって二分されて、その様子が竜の頭に似ているからという説と、白い水しぶきが竜の頭に見えるからという名前の由来の説もあるのですが、定かではないそうです。
春から初夏にかけてはトウゴクミツバツツジ、秋には紅葉の名所として、カメラマンの有名な撮影スポットにもなっているのです。

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滝の左岸に沿って遊歩道があり、そこは格好の散策コースですし、滝壷近くを正面に見ることのできる観瀑台は、ちょうど茶屋・売店になっていて無料で入れます。(この写真も、ここで撮りました。)
この滝の駐車場から、すでにその茶屋が見えています。10段ほどある石段の上の看板に、ここから滝まで30歩と書いてあり、最初は冗談で書いてある看板かと思いましたが、石段を登ってみると、もう滝が見えてきたのでした。
日光に訪れたのは11月中旬でしたから、少しくらい紅葉の名残りが見れるのでは、と期待して行ったのですが写真の通りでした。
紅葉真っ盛りの中に流れる素晴らしい滝の写真なども見て、期待して行きましたので、ちょっとガッカリ・・・。「よーし、また必ず来るぞ!」とひそかに誓ったのでした。
本来なら、それほどに美しい観光スポットなのです。でも、日光ならどの観光スポットへ行っても素晴らしいですよね。

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2006年12月20日

二荒山神社 拝殿

今日は、東照宮と日光周辺シリーズです。
日光山内にある二社一寺(二つの神社と一つの寺)のうちの二社とは、東照宮と二荒山(ふたらさん)神社です。
もともと、勝道上人(しょうどうしょうにん)というお坊さんが二荒山登頂の基地をここに建て、のちに二荒山神社の前身になる本宮を建てて以来、二荒山信仰の中心になったのが日光山内だったのです。
徳川家康を祀る豪華絢爛な東照宮がつくられたのは江戸時代ですから、それが始まりのように思っていましたが、勝道上人による奈良時代の末から1240年もの歴史があったのです。
二荒山神社の本来の正門になる大鳥居と神門をくぐると、正面に下の写真にある拝殿があります。

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上の写真は、東照宮を拝観した後に、上新道という参道を歩いて境内の東側から入ると、こういう光景が広がり手前の方から社務所・拝殿という順に建物が見えてきます。
拝殿は、間口16m・奥行き12mで、屋根の形式が単層入母屋で黒漆塗りの銅瓦が葺いてあり、柱や造作などには弁柄(べんがら)や漆塗りが施されています。
正面中央には石段があって、その上3間(5.5m位)は両開きの唐戸があります。その他は全部蔀戸(しとみど)という風雨を防ぐ雨戸のような戸を嵌め込むことにより、内部が囲まれています。
二荒山神社の拝殿は、いろいろなお祭り行事や祈祷などが行われて参拝数も多いのに、日光の中では珍しいほど彫刻や文様などが無く、単純な形式でありながら力強い建造物であるのが特徴なのです。
これだけを見ると、または先にこれを見ると豪華なのでしょうが、東照宮の後に見ると単純というか質素に感じてしまうのでしょうね。

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2006年12月04日

華厳の滝

日光といえば・・・の一つに、滝が多いこともあげられます。その中の、いくつかの滝を見てきました。
日光の中でも最も有名なのが、この華厳の滝(けごんのたき)で、中禅寺湖のすぐ横にある滝です。
和歌山県の那智の滝、茨城県の袋田の滝とならんで、日本の三大名瀑といわれているそうです。
落差は97mのまっすぐな滝で、勇壮というか豪快ですね。
ここでビックリしたのは、駐車場に車を止めてしばらく歩いて・・・と思っていたらそうではなく、エレベーターに乗って100m下まで降りて滝を見るのです。
固い岩盤を掘って、エレベーターが設置されたのは昭和5年だそうで、これに乗って滝壷近くまで降りることができるのです。
この滝は、中禅寺湖から大谷川へ流れていく途中にありますので、滝の上の向こうに中禅寺湖があることになるんですね。
歩かずに100mも下に行って帰ってこれるのは楽でいいですし、エレベーターに乗っていくのもちょっと不思議な感じがして、どんな滝があるのだろうってワクワクしてきます。
日光に行かれた際には、中禅寺湖と華厳の滝は必見ですよ。

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posted by kusano at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 東照宮と日光周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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