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2012年06月19日

秘密基地(実物編)

お待たせいたしました。秘密基地の完成です。
木で何かを造るシリーズ(そんなシリーズはないのですが)で、子供からのリクエストで秘密基地を造ろうということになり・・・。
前回は、その秘密基地の模型をご紹介しましたね。実物を造る前に、どんな風に造ればよいかなど子供と一緒に考えた模型でした。
さていよいよ、実物を造りました。(模型で試したことを実物で確かめながら)
まず、フレームは木の角材ではなく、竹を使いました。このために角材を買ってくるのはもったいないので、庭木の雪囲い用の竹を利用して造りました。(雪国ならではですね。)
1枚目の写真は、三角形のテント型のフレームに、既に斜材(筋交い)が入っています。
2枚目の写真は、屋根の板がありますが打ち付けたのではなく置いてあるだけです。
本来なら、いろいろ試したことを全部写真に撮るつもりだったのですが、造るのに一生懸命になったせいもありこの2枚です。

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実際に造った手順でご説明しますと、竹で三角形のテント型フレームを造っただけでは(模型でも同じでしたが)、フレームがフラフラです。手で押すだけでも簡単に左右に動いてしまいます。
次に、そのフレームに屋根の板を直に打ち付けてみました。(模型でも厚紙を張るだけで、全然動かなくなりました。)
実際の作業では、2枚目の写真のように全面に板を張ったのではなく、片面に3枚(両面で6枚)張っただけで、全然フラフラしなくなりました。やはり、板を直接フレームに張るというのは頑丈になりやすいです。
その段階で張った板を外し、次に斜材を入れてみました。それが1枚目の写真です。何もない三角形のフレームに比べると、斜材を入れることによってだいぶフラフラしなくなります。(これも、模型でも同じです。)
このように書くと、誤解を招きそうです。板を張る方が強くて、斜材の方が弱いように思えるかもしれません。
そうではなく、実際の木造の筋交いではその端部に筋交いプレートなどの金物を使っているのに対して、ここでは縄で縛っているだけだからです。
つまり斜材(筋交い)の場合は、その端部がいかにしっかり止め付けられているかが、とても重要であるということなのです。
以前の筋交いは、釘1本で止めていた程度でしたので、それよりももっとしっかり固定するために筋交いプレートなどの金物を取り付けなさい、となったわけです。

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しかし、これはあくまでも遊び用の秘密基地ですので、最終的にはどうしたかと言いますと・・・。
最初は、板を直接張って頑丈に造ろうと思っていたのですが、それでは万が一台風でも来たら、この秘密基地をこのままどこかに持っていくのも大変だし、板を全部めくる作業も大変です。なので、万が一台風の時は屋根の板を簡単に取り外せるようにしました。
ですから、普段は2枚目の写真の状態で、台風など何かあるときは1枚目の写真の状態にするわけです。(現実に今日台風が来そうなので板を外しました。)
写真は、撮影のために隣の空き地で仮組立をした状態ですが、実際に完成した秘密基地は屋根の板むき出しではなくこの上にビニールシートを被せてありますし、フレームだけの状態でもロープで引っ張って固定してあります。
その完成もお見せすれば良いのですが、その写真はありません。なぜなら、秘密基地ですから。
子供と一緒に遊びながら、造り方の勉強もしながら・・・、出来上がった秘密基地なのでした。
posted by kusano at 18:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月05日

秘密基地(模型編)

以前に、子供と一緒につくった木の箱をご紹介しましたね。その時は、テレビのリモコンを入れる木の箱でした。
先日、また何かつくりたいということで、子供からの要望は・・・秘密基地!!
模型ではなく実際に入れるもの。大変そうだけど、簡単につくればさほどでも・・・ということで、秘密基地をつくることに決定。

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やるからには何か教えながらと思い、まずどんな感じでつくるか、図に書きながら子供と一緒に考えました。その図を基にして、どんな木が必要か、板は何枚ほどいるかなど、こういう仕事が設計図および木拾いだよ・・・と。
あとは、つくり始めてもよかったのですが、実物をつくる前に模型をつくってみました。(ということで、今日の写真はその模型なのです。)
1枚目の写真は、割り箸でつくった三角形のテント型のフレームです。これだけでは、左右の方向がふらふらです。では、ふらふらしないようにはどうすればよいか?

s-DSCN8341.jpg

2枚目の写真は、1枚目の写真のフレームに屋根の板(模型では厚紙)を直接張ったものです。指で押してみても、ほとんどふらふらしません。
3枚目の写真は、屋根の板は固定しないつくり方とし、ふれ止めに斜材(筋交い)を入れてみました。斜材2本だけでも、ふらふらはだいぶ少なくなります。
模型なので、割り箸を止めているのは輪ゴム。厚紙は、割り箸にセロテープで止めているのですが、斜材よりも厚紙の方がしっかりするような感じでした。

s-DSCN8335.jpg

こんな風に、つくり方によってどう違うか、模型を指で押したりしながら、子供と一緒に試してみました。
さて今度は実物で、実験も含めてつくってみます。
結果はどうか、最終的にどう出来上がるか、秘密基地の実物をお楽しみに!
posted by kusano at 18:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。昨年中は、大変お世話になりました。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。ここに並んでいる写真は、2008年に完成した家です。(2009年の年賀状の写真として使いました。ブログでも、ご紹介したいと思います。)

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昨年は、5軒の家が完成しました。上から、完成した順番に並べてあります。1枚目の写真・・・下新町の家。(2月完成)2枚目の写真・・・苗加の家。(7月完成)3枚目の写真・・・妙川寺の家(9月完成)4枚目の写真・・・戸破の家(10月完成)そしてもう1軒、年末ぎりぎりになりましたが、2008年12月に北代の家が完成しました。 この写真の家だけでなく他の家も含めて、共通なのは本物の木の家であることですが、間取り・デザインやこだわり部分はお客様によってそれぞれ違います。大事なのは、どの家も共通な家づくりの根本であります。気候風土に合ったつくり方であり、木がちゃんと仕事をしてくれなければいけません。デザインとして木を使っているのではなく、人の五感に良い働きをしてくれるように使うことです。それを生かすことによって、住まい手にも家そのものにも良い、健康で安心して暮らせる家になるわけです。こういう家づくりの結果、エアコンにあまり頼らなくてよい、本物の木をそのまま使う(加工など無駄なエネルギーを使わない)・リサイクルできるなど、環境にもとても優しいのです。 ところで、昨年はブログの記事をあまり書けませんでした。現場に毎日通うことや他の仕事などで、ブログを書く時間があまりなく、それぞれの現場を少しご報告しました。今日ご紹介したこれらの家は、近いうちに「最近完成した家」で詳しくご紹介していきますね。また、仕事の記事だけでなく富山の地域情報もほとんどありませんでした。今年はなるべく時間をとって、地域情報の記事も書きたいと思っておりますので、お楽しみに!では、草野鉄男建築工房のブログ、今年もよろしくです。
posted by kusano at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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