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2016年07月06日

木の物干し掛け

家を建てるときに、大工さんに一緒につくってもらう木の小物を紹介するコーナー。
前回は 木のタオル掛け をご覧いただきました。今回は、物干し掛けです。
物干し掛けは、バルコニーやサンルームまた脱衣室など洗濯物を干すところに取り付ける物で、金属製または樹脂製の物が一般的です。
しかし、木の家にはそういう物は似合いません。物干し掛けも、木でつくりたいですよね。

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1〜3枚目の写真をご覧いただきますと、木の物干し掛けとしてはどの家も形状はほぼ同じです。物干し竿を通すための穴の数が違いますね。
これらは固定してあるのではなく、掛けたい場所に動かせるようにしてあります。写真のように、家の中にある梁にかけておくことができる物干し掛けなのです。

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1枚目の写真、この家ではリビングと座敷の横にある縁側にかけてあります。こちらのお宅で、初めてこの形式の物干し掛けをつくりました。縁側に洗濯物を干したいので、物干し掛けをつくってほしいと要望があったのです。
ここに、金属製の物干し金物があってはおかしいので、木でつくりました。それ以降のお宅では、うちもその物干し掛けをつくってほしい・・・と。

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2枚目の写真は、リビングダイニングの部屋にある梁にかけてあります。
3枚目の写真は、この部屋はサンルームです。一般的によくあるアルミ製のサンルームではなく、家と一体の木造のサンルームです。

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4枚目の写真は、1〜3枚目までと違う形式で、壁に固定してある物干し掛けです。写真では少し見えにくいですが、壁に竿をかける板が取り付けてあるのです。
この場所的はどこかといいますと、リビングの上の吹抜部分に設けた物干しスペースです。写真は、1階のリビングに立って物干しスペースを撮影しています。ご覧のように、竹の物干し竿を使っておられるところがまた良いですね。

サンルームだけは、独立した洗濯物を干す部屋になりますが、残りはリビングや縁側など部屋の中に干してあります。本物の木の家は、一年じゅう洗濯物がよく乾きますので、梅雨でも除湿器など機械に頼らなくても、(外で雨が降っていても)家の中に洗濯物を干しておけば乾きます。
(関連記事:梅雨でも洗濯物が乾く家
家の中ばかりかというとそうではなく、今日ご紹介したのは家の中で使う物干し掛けです。外用の物干し掛けもありますので、次回はそれをご紹介しましょう。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 15:51| Comment(0) | 木でつくる小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月16日

木のタオル掛け

今日は、前回より始まった新しいカテゴリ「木でつくる小物」です。
前回は 木のポスト をご覧いただきましたが、今回は木のタオル掛けをご紹介しましょう。

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1枚目の写真、この写真の場所はトイレです。便器の横にトイレカウンターがあって、そこに手洗器が設置してあるトイレなのです。手洗器の右側の壁に取り付けてあるのが、タオル掛けです。
タオル掛けというと、普通はタオルを掛ける部分が丸いパイプである物が多いのですが、このタオル掛けは板の切れ端を使っていますので、丸いパイプが見えません。ですから、説明しないとタオル掛けに見えないかもしれません。
2枚目の写真、これはパッと見てキッチンであるというのが分かりますよね。以前に、家具・造り付けでご紹介した木のキッチンです。

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木のキッチンをご紹介した時にはタオル掛けのことは説明しなかったのですが、実はこのキッチンに木のタオル掛けが取り付けてあるのです。
上記のトイレのタオル掛けと同じで、丸いパイプではなく板を使ってあるので、このタオル掛けこそご説明しないと分からないタオル掛けです。
分かりにくいので、写真に矢印を入れてあります。矢印の先のところに隙間があって、ここにタオルを掛けるのです。キッチンから出っ張っていないタオル掛けですね。

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さて、次にご紹介するのはちょっと変わりまして、板の切れ端を使ったタオル掛けでなく、写真を見ればすぐお分かりだと思いますが、流木を利用したタオル掛けです。
3枚目の写真、これもトイレの中の手洗器の横に取り付けてあるタオル掛けです。
4枚目の写真、ここは浴室の横の脱衣室です。そこに造り付けの洗面台があって、横の壁に流木を利用したタオル掛けがあるのがお分かりいただけますでしょうか。

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この2つの流木は、お客様が用意されたものです。川(?)で見つけてこられた物で、その流木を磨いたり洗ったりされたのもお客様です。それを大工さんにお願いして、写真のように取り付けてもらいました。
板の切れ端も流木も材料費はタダ!で、自分のお気に入りのタオル掛けをつくることができます。
切れ端・流木を有効利用するタオル掛けのご紹介でした。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 18:19| Comment(0) | 木でつくる小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月06日

木のポスト

木の家を建てる際、大工さんに家具から小物までいろいろな物をつくってもらっています。
家に合う家具をつくりたいということで、家の構造材(柱・梁)や板材(床板・天井板)と同じ山の木を使って家具や造り付けをつくるようになりました。また、それ以外にも小物・雑貨的な物もつくってほしいという要望などもありました。
家具や造り付けに関しては、すでに「木の家具・造り付け」というカテゴリでご紹介しています。今日は、新たに「木でつくる小物」というカテゴリで、家具以外の小物などをご紹介いたします。
小物編の第1回は、木のポストです。

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ポストと言えば、普通はステンレス製など金属の既製品がほとんどです。でも、外壁が板張りであればなおのこと、ポストも木の箱の方が良いですよね。
今日は、そんな木のポストを3点ご紹介します。

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1枚目の写真、ご覧の通りのポスト口(ぽすとぐち)と受け箱が一体の木のポストです。受け口の下の扉を開けて郵便物等を取り出します。扉のツマミは、建具用の木のツマミを利用しています。
2枚目の写真、ポストの形式としては1枚目の写真のポストと同じです。ただ、箱の形をおうちみたいに屋根をつけてほしいというのが、この家のお様のご要望でした。(扉のツマミがありませんが、取り付ける前に写真撮影しました。)

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3枚目の写真は、少し違った形式ですね。ポスト口はなく、受け箱の上が蓋(ふた)になっている形式です。
4枚目の写真、蓋を開けると、こうなります。上からの出し入れになりますが、大きな郵便物等を出し入れするには楽ですね。ただし上から出し入れするので、そのぶん箱を少し低めの高さに取り付けることになります。

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今日ご紹介したのは、どれも玄関の外に取り付けるタイプです。どの家も、雨がかかりにくいように屋根のある下に取り付けてあります。
このポストの塗装は?と言いますと、どれも何も塗ってありません。塗ったらダメということはないのですが、無理に塗る必要もありません。どの家も、塗らないことを選択されました。塗装の以前に、まずは適材適所ですからね。
木でつくったポスト・・・金属製のポストよりも、ずーっと長持ちしますよ。
ところで、この後にご紹介していく小物もほとんどそうなのですが、小物なので使う板は短い物ばかりです。これ位の長さでしたら、家に使った板の切れ端でできてしまいます。つまり、材料代はタダ(0円)だということです。
切れ端は、捨てられるだけです。長年かかって育った木なのですから、使えるところにはどんどん使ってあげましょう。そういうことも含めた、同じ山の木でつくる木の小物なのです。
次回は、どんな小物が登場するか、お楽しみに!

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 18:11| Comment(0) | 木でつくる小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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