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2016年06月27日

北代の家 「ロフト」

前回、子供室をご紹介しました北代の家です。今日は、子供室の上にあるロフトをご覧いただきましょう。
子供室にあるハシゴをのぼってロフトに上がると・・・、写真のようなスペースになっています。このロフトの広さは、タタミ2枚分です。

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こういう2階の部屋の上につくるロフトは、どの家にも必ずあるわけではありません。
お客様のご要望に応じて、つくります。ロフト(または小屋裏物置)がたくさんある家もあれば、まったく無い家もあります。また、家が完成した段階ではつけないけれど後で(子供が大きくなってから)つけるという方もいらっしゃいます。
この北代の家では、子供室2室にのみロフトをつけられました。それ以外の2階の部屋(寝室・書斎・クローゼット)には、ロフトはつけてありません。

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ロフトの使い方も、お客様によっていろいろです。
このお宅のように子供室につけるロフトの場合は、やはり遊び場的なスペースでしょう。部屋の上にハシゴを上っていく空間があるというのは、子供にとっては特別な空間なのです。また、ロフトに布団を敷いて、ベッドとして使われることもあります。
新しい家を建てる前に、マンションに住んでおられたお子様は特に嬉しいようです。ワンフロア―の横の移動だけでなく、上下の移動があるからです。だから、ハシゴを上ったり下りたりという行動が楽しいのでしょう。
寝室にロフトをつけられる場合は、この倍の4帖の広さにして書斎にされる方もいらっしゃいますし、あとは収納としてのロフト・小屋裏物置をつくられる方が多いですね。

このお宅では、8帖の部屋の上に2帖のロフトがある楽しい子供室になりました。
これで、この家の内部の紹介を終わらせていただきます。次回は最後に、この家の外観をご紹介いたします。

草野鉄男建築工房
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2016年04月27日

北代の家 「子供室」

こちらの家は前回、寝室とクローゼットをご紹介しました。今回は子供室をご覧いただきましょう。
2枚の写真とも、パッと見て梯子(はしご)が目に入りますね。梯子が見えるということは、部屋の上にロフトがあるということですね。
1枚目の写真には窓が2つ見えていますが、右の窓の向こうは外ですし、左の窓は吹抜けに面した窓です。この窓を開けて下を見ると、1階のリビングが見えます。

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その窓のすぐ横に、戸があるのがお分かりでしょうか。写真でちょうど梯子の左側の向こうにある木の戸のことです。
その戸の向こうに何があるかと言いますと、以前「吹抜け」のときにご紹介しました物干しスペースがあるのです。2階ホールから物干しスペースに行くときは、ここを通って行くのです。
2枚目の写真は、その戸のところまで移動して反対を見ています。梯子の上を見ていただきますと・・・ロフトがありますね。
梯子は、動かしたい時もあります。ですから固定してあるのではなく、パイプに引っ掛けてあります。長いパイプを取り付けてありますので、ここにあると邪魔な時には左右にずらすことができますし、写真では梯子を斜めに掛けてありますが、垂直に立て掛けておくこともできます。

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なおかつ、ロフトのない写真左側の壁にもパイプを取り付けてありますので、そこへ立て掛けておくこともできるようにもしてありますよ。
ロフトの下部分を見ていただきますと、引違いの戸が2つありますね。右側の戸の向こうは、2階ホールですし、左の戸は押入れの戸なのです。
この子供室の広さは8帖プラス押入れ1帖。そして、上部にロフト付きという部屋になります。
子供室は、この部屋の他にもう1室あります。2階の吹抜けを中央にして、その左右に子供室がある間取りでしたね。部屋の大きさやつくり方はまったく同じですので、代表してこちらの子供室をご覧いただきました。
では次回は、ロフトに上がってみましょう。

草野鉄男建築工房
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2016年03月25日

北代の家 「寝室・クローゼット」

前回は、書斎をご紹介しました北代の家、今回は、寝室です。そして、寝室の隣にはクローゼットもありますので、一緒にご覧いただきましょう。

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1枚目の写真、この寝室は8帖でそれと別に押入が1帖分あります。写真左に見える戸の向こうに後からご紹介するクローゼットがあります。
写真右下に見えているのは、大工さんにつくってもらったテレビ台です。

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2枚目の写真、部屋の奥から廊下側方向を見たのがこの写真。戸が並んでいるのは、左側が押入の戸で右側の戸が廊下との出入り口。
天井は屋根なりの勾配天井なので、高さが高いぶん広々感じる部屋になっています。ロフト付きの部屋にする場合は、この高い部分(上の窓の下端)に床を張るころでロフトをつくることができます。
この寝室には、ロフトはいらないということでつくってありません。(次回ご紹介する子供室にはロフトがついていますので、ロフト付きとロフト無しを比べてみて下さい。)
では、隣のクローゼットを見てみましょう。

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3枚目の写真、このクローゼットは寝室からのみ出入りできる部屋であり、それ以外の部屋や廊下からは出入りできません。
ご夫婦2人分のクローゼットですが、広いんですよ。6帖のクローゼットです。ここにタンスなどを置くという使い方ではなく、自分たちが使いやすいように洋服を掛けておくところ、収納箱などを置く棚などを造り付けにされました。
洋服を掛けておくところは、真ん中の仕切りを境に左右に分かれているのはご覧の通りですが、どちらも洋服掛けパイプは2本ずつ取り付けてあります。写真ではちょっと見えにくいかもしれませんが、手前と奥に2本そして高さも少し変えてあります。

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4枚目の写真、寝室と同じ勾配天井で向こう側が天井の高い方です。いずれ物を置くスペースが足りなくなったとしたら、この高い部分に床を張って物置を後からつくることも可能です。
この家のお客様は、ゆったりしたクローゼットのある寝室にされました。

草野鉄男建築工房
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2016年03月04日

北代の家 「書斎」

北代の家は、2階に上がってから吹抜け・2階ホール・洗面トイレと見ていただきました。
残りは、2階のある部屋を順にご紹介していきます。まずは、書斎からです。

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1枚目の写真、2階ホールから書斎に入るとこういう風に見えます。部屋の大きさは6帖で、一人用の書斎ではなく、ご夫婦二人のための書斎です。
写真でお分かりのように、部屋の真ん中にドーンと本棚があります。この本棚で、旦那様の書斎スペースと奥様の書斎スペースとに仕切ってあるのです。家具で部屋を仕切るという形式ですね。手前が、旦那様の書斎スペース。
奥に行って奥様の書斎スペースを見てみましょう。それが2枚目の写真です。

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旦那様の方も奥様の方もどちらも、大工さんによる造り付けの机と本棚がありますね。
机を見ていただきますと、一般的な机の奥行よりも小さめにつくってあります。これは、ノートパソコンが置ければ良い奥行であること、ちょっとした作業ができる奥行であれば良いというご要望により、こういう風につくってあります。
細かい部分では、机の大きさ(長さ)が少し違います。旦那様の机はI型であるのに対して、奥様の方の机はL型になっているのですが、これはこの写真では分かりにくいですね。

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3枚目の写真は、書斎奥の奥様のスペースから部屋の入口側を見ています。写真左側にある戸を開けると、以前にご紹介した2階ホール・吹抜けがあるのです。
こんな風に、部屋の真ん中に本棚を置いてスペースを仕切る形式にしたのは、書斎としては夫婦別々のスペースをご要望されたのですが、将来ここを6帖の部屋としても使えるようにするためです。ですから、この本棚は倒れないようにしてありますが、動かすこともできるように設置してあります。
では、次の部屋をお楽しみに!

草野鉄男建築工房
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2016年02月13日

北代の家 「洗面・トイレ」

今回は、2階ホールの横にある洗面とトイレを見ていただきましょう。
最近は、ほとんどの家が1階にも2階にもトイレを設けられるようになりました。その場合1階のトイレを広めに、便器・手洗器もこだわりの・・・にされる家が多いです。
以前にご紹介したこの家の1階トイレもそうです。1階のトイレの広さはタタミ1.5枚分で、手洗カウンターに厚さ6cmの杉板に信楽焼の手洗器。では、2階のトイレは・・・。

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1枚目の写真が、2階ホール横の洗面所。写真に見える洗面台も化粧鏡も既製品のシンプルな物にされました。
洗面台・化粧鏡を取付けてある壁を見ていただきますと、化粧鏡のある壁よりも洗面台が取り付いている壁の方が少し前に出ていますね。そこに木の板が1枚取りついています。
壁が出ているのは、その裏を配管スペースにしているのですが、この板1枚あることでここに物を置くことができます。
1枚目写真の左側に見えている戸の向こうがトイレです。その戸を開けると、2枚目の写真。

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1階のトイレはタタミ1.5枚分に対して、2階のトイレはタタミ1枚分の広さ。ここも、便器の後ろの壁を見ていただきますと、先ほどの洗面所と同じようになっていますね。
トイレの手摺も、本物の木ですよ。手摺も含めて、うちじゅう同じ山の木を使っています。
トイレの床が、木そのままなのは・・・と思われるかもしれませんが、このままではなく洗面もトイレもマットを敷いて使います。(写真は、引越し前の何もない状態です。)
1階トイレの時にも書きましたが、芳香剤・消臭剤のいらない本物の木の家(自然の消臭剤効果)のトイレです。

草野鉄男建築工房
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2016年01月22日

北代の家 「2階ホール」

前回、リビングの上の吹抜けをご紹介しました。今日は、少し角度を変えて2階ホール部分をご覧いただきましょう。
1枚目の写真に2階廊下部分と階段(の手摺)があるのがお分かりいただけると思います。この階段の右側が、前回ご紹介したリビングの上の吹抜けです。

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この写真で奥の方にあるのは、廊下の右側は子供室(吹抜けに面して窓が見えている部屋)で、その反対の左側は寝室です。廊下の奥に、子供室と寝室の出入り口の戸がチラッと見えています。
寝室の手前側(階段の左側)は、クローゼットです。寝室から出入りするクローゼットですので、廊下部分に出入り口はありません。
そして一番手前側、写真を撮っているすぐ左側には、洗面所とトイレがあるのです。

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1枚目の写真の奥へ行って反対側を見たのが、2枚目の写真です。こちら側の奥には、廊下の左側にもう一つの子供室があって、その反対の右側にはご夫婦で使う書斎があります。
どちらの写真を見ても分かるように、廊下の上部が屋根の一番高い所になりますので、屋根の棟木まで見えていますね。
3枚目の写真は、前回ご紹介した吹抜けの向こうにある物干しスペースから、階段・廊下方向を見ています。

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先ほどご説明したように、右側にチラッと見える出入り口が寝室の戸で、真正面の壁の向こうはクローゼット、その左側に洗面所・トイレがあって、そのまた左(戸は見えていませんが)には書斎があるのです。
リビングの上の吹抜けに天井の高い廊下と、開放的でゆったりとした2階ホールです。このように広い空間になっていても、以前にLDKのご紹介で書いたように、リビングも2階ホールもうちじゅう暖かい家なのです。
ではこのあとは、2階の各部屋を順にご紹介していきますね。

草野鉄男建築工房
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2015年12月18日

北代の家 「吹抜け」

前回でリビング・ダイニング・キッチンの紹介を終えましたので、2階に上がらせていただきましょう。
以前に見ていただいた廊下にある階段を上って、リビングの上の吹抜け側を見ると・・・1枚目の写真です。2階の天井も屋根なりに斜め天井になっていますから、ここで下から上まで見渡すと、とても広い空間です。

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2枚目は、少し移動して吹抜けのちょうど真ん中から真正面にみた写真です。吹抜けを中心にして、左右に1室ずつ合計2室の子供室があります。子供室と吹抜けは、写真に見えている窓でつながっています。
吹抜けの向こう側にも、手摺がありますね。そこには、廊下みたいな部分があります。ここにも洗濯物を干せるように、木の物干し竿掛けが取り付けられているのです。
物干しスペースなのですが、洗濯物を干したいから廊下をつけたのではありません。その逆で、こういう廊下みたいな部分が出来て、南向きの日当たりの良い場所なので、洗濯物を干せるようにもしたということです。

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廊下みたいな部分が出来たのは、構造的な理由からです。吹抜けの外壁側にこういう部分を設けることで、吹抜け部分の補強をしているのです。
こういう廊下が出来るのなら、物干しスペースとしても使えるようにしたわけです。もう一つ良いことは・・・、こういう廊下がない吹抜けの場合は窓の開け閉めができないためFIX(はめ殺し)窓がついていますが、これなら窓の開け閉めもできますよね。(窓の掃除もできる。)
吹抜けの窓を開けることが出来れば、風の通り道として夏の涼しさにとても役立ちますから、せっかく吹抜けを設けた間取りならば、この窓から風をとりいれたいものです。

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では、その廊下部分に行ってみましょう。3枚目の写真が、その廊下からみた吹抜けです。屋根なりに斜めになっている天井の一番高いところ(棟木)まで見えていますね。
この一番高いところに、小屋裏物置やロフトを設けることも可能ですが、この家では子供室にのみロフトをつけられて、その他の寝室やこの吹抜け上部にはつけられずに写真のように広々とした空間として利用されました。
子供室のロフトは、またご紹介しますね。

草野鉄男建築工房
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2015年11月26日

北代の家 「LDKその3」

前々回はLDK全体を、前回はリビング側のタタミコーナーについてご紹介しました。今回はその反対側のダイニング・キッチン部分です。
写真を見てすぐお分かりのように、この家のキッチンは木製ですね。このキッチンは大工さんの造り付けではなく、家具屋さんにオーダーされた木製キッチンなのです。

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1枚目のダイニング側から見た写真、こちら側にも食器などを入れれるような収納になっていて、ガラス扉がついていますね。キッチンの左側にある上下に扉がついている部分は、大工さんがつくって建具屋さんの戸を取付けた収納になります。
2枚目の写真、キッチンがよく見えますね。この家の奥様がこだわられたのは、キッチンの天板部分をタイル貼りにされたかったのです。
キッチン周りの間取りをご説明しておきますと、1枚目の写真でキッチンの右側に見える戸の向こうは廊下があって、すぐそこには以前にご紹介した脱衣室・浴室・洗濯室があります。

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2枚目の写真でキッチンの横にある戸の向こうは、これも以前ご紹介したサンルームがここにあるのです。
ですから、脱衣室・洗濯室・サンルームと奥様が良く使われる水回り部分をキッチンを中心に配置してあるというわけです。
ところで、LDKとタタミコーナーの真ん中部分の上は吹抜けになっているんでしたよね。それは、3枚目の写真を見ていただくとお分かりいただけると思います。

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2階の吹抜け上部も屋根なりの勾配天井になっていますので、一番高いところにある棟木まで見えるんですよ。これだけの広さのと上は吹抜けになっていますから、とても広く感じるLDKです。
広くて天井が高いといえば冬寒いのではないかと思われるかもしれませんが、吹抜けがある場合は必ず床暖房にしていますので大丈夫です。(薪ストーブにされるお客さまもいらっしゃいますが、この家は床暖房にされました。)
それでも、本当に寒い真冬になると床暖房の他に何か補助暖房がいるのでは?という心配もいりません。真冬でも、床暖房だけで十分暖かいです。
前回のタタミコーナーでも書きましたが、(吹抜けがあっても)一年じゅう裸足で、本物の木の床板を気持ち良く歩いていただける家なのです。

草野鉄男建築工房
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2012年11月22日

北代の家 「LDKその2」

前回は、リビング・ダイニング・キッチン全体のご紹介をしました。
真ん中部分に吹抜けがあって、タタミコーナーもあるリビングでしたね。今日は、そのタタミコーナーの部分をピックアップしましょう。
タタミが敷いてある一角は、8帖分の広さ。その中の6帖分にタタミが敷いてあります。(半帖の大きさのタタミなので、12枚敷いてある。)
残り2帖分に、大工さんが造り付けたテレビ台・収納があります。

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1枚目と2枚目の写真では、タタミコーナーの横にある戸を開けてありますので、廊下があるのがお分かりいただけますでしょうか。
その戸を閉めると、3枚目の写真になります。この戸は、どちらか半分だけが開く引違い戸でなく、2枚の戸が全開する引込み戸になっています。
廊下の所でも書きましたが、冬以外は開けておられることが多いですね。
ところでこのタタミコーナー、普通の家と違う部分があることにお気づきでしょうか。
それは、写真に見える廊下から歩いてきてリビングに行こうとするときに・・・、タタミの上をスリッパで歩かなければいけません。
あるいは、廊下用のスリッパがあって、タタミコーナーの手前でそれを脱いで、タタミの上を裸足てあるいてからまたリビング用のスリッパを履く?
まさか、そんな面倒なことはしませんし、タタミの上をスリッパで歩くこともしません。これは、スリッパを履くという前提の場合ですね。

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そうです、この家では(他の家でも)スリッパを履きません。もちろん、冬でも裸足です。
本物の木の板ですから、合板フローリングに比べれば温かいですが、それでも冬は裸足では・・・という方もおられると思います。
この家では、床暖房がしてあるので、真冬でもうちじゅう裸足で歩けるという訳です。
裸足で歩くと床やタタミが汚れると思っておられる方もいらっしゃいますが、スリッパでも汚れます。
スリッパを履いていると、落ちているゴミや砂また少量の液体などに気づきません。気づかずに、スリッパの裏であちこち汚しています。
裸足で踏むと、小さなゴミでもほんのわずかな液体でも気づきますよね。そして、そのゴミを取ったり濡れているところを拭きます。(こういう家に住むと、そうなります。)

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そういうこともあるのですが、家をきれいにするためにスリッパを使わないのではなく、本物の木の良さを足の裏で体感するために、一年中裸足で歩くのです。
また、床暖房=輻射熱であることをご存知の方も多いと思いますが、最大の良さは放射+伝導で温かさを得ることです。
つまり、放射(輻射熱)の温かさだけでなく、伝導(直接触れる)による温かさを感じることです。
それは、床暖房してある床の上を裸足で歩くことであり、寝っころがって温かいのも輻射熱+熱伝導による温かさなのです。
床暖房は別にしても、本物の木の床にされるのなら、一年中裸足で木の良さを味わっていただきたいと思います。
そうすることにより、住まい手も心地良い生活ができるし、木もそういう風に使ってくれた方が喜んでいるのではないでしょうか。
ということで、うちじゅう裸足で歩くことを前提として、こんな風にタタミコーナーを設けてあるというご紹介でした。
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2012年07月20日

北代の家 「LDKその1」

前回までで、1階の水回りの紹介を一通り終えました。トイレ・脱衣室・洗濯室・サンルームと順に見ていただきましたね。
いよいよ、この家のLDKの登場です。リビング・ダイニング・キッチンは、1回では紹介しきれませんので何回かに分けてご紹介いたします。
まずは、リビング・ダイニング・キッチンの全体から・・・。
1枚目の写真は、リビング側からダイニング・キッチン方向を見ています。

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リビングと廊下の境の戸を開けた状態で撮影していますので、写真の右に階段が見えていますね。こちら側に廊下があるということです。
廊下をご紹介した時にも書きましたが、リビング・ダイニング・キッチンと廊下のつながりの関係は、2つのパターンがあります。
壁と戸で仕切られているパターンと、オープンにつながっているパターンの2種類です。この家は、ご覧の通り壁と戸で仕切ってあるリビング・ダイニング・キッチンであるということです。
廊下と仕切ってあっても、リビング・ダイニング・キッチンなど部屋はもちろんですが、廊下やトイレ・脱衣室・洗濯室なども床暖房してあります。
2枚目の写真は、1枚目とは逆にキッチン側からリビング・ダイニング方向を見ています。

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キッチンはまた改めてご紹介しますが、ご覧のようにリビングにタタミコーナーがあるのです。奥の壁に造り付けてあるのは、テレビ台と収納。
この家のリビング・ダイニング・キッチンの広さは、タタミコーナーも含んで24帖あります。構造的にも、2間×2間(8帖分)のグリッドが3つ並んで合計24帖。
その3つとは、2枚目の写真でいうと、一番奥のリビングのタタミコーナー部分となる8帖、その次の真ん中部分が残りのリビング部分とダイニングの一部で8帖、一番手前側がダイニングの一部とキッチンで8帖分となります。
このうち、真ん中部分が吹抜けになっているのが、写真でお分かりいただけると思います。吹抜けがある分、平面的な広さに立体的な広さが感じられます。
次回以降、もっといろいろな角度の写真でご紹介していきますね。
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2012年07月13日

北代の家 「サンルーム」

前回は、洗濯室をご覧いただきました。そして、トイレ・脱衣室・洗濯室など水回りの部屋のつながりもご紹介しましたね。
今日は、洗濯室と関連のあるという意味で、洗濯物を干すスペース「サンルーム」を見ていただきましょう。
1枚目の写真をパッと見て、穴の開いた木の板がぶら下げてありますので、洗濯物を干す場所だなというのが分かるかと思いますが、それがなければ何の部屋か分からないかもしれません。
以前にも書きましたが、納戸や脱衣室・洗濯室であっても、リビングなど主要な部屋と同じ仕上げ・造り方になっていますからね。
一般的なサンルームと言えば、アルミ製の(あとからでも取り付けられる)サンルームが多いですが、この家のサンルームは木造の建物と一体のサンルームです。広さは、タタミ4帖分あります。

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アルミのサンルームは、夏暑くて冬寒い、外と同じようなものですが、このサンルームは窓の多い部屋みないなものです。(さすがにここまでは床暖房はしてありませんが。)
物干し竿をかける穴の開いた板は、あるお客様のご要望がきっかけでした。木の家に合う物干し竿掛けを・・・。
この板は引っかけてあるだけで、固定してありません。3本ついていますが、必要な分だけ好きな位置に動かして使います。穴が3つ開いているのは、竿の高さを変えるためです。1つの板に1本の竿を入れておきます。
2枚目の写真も同じ方向なのですが、写真右側に木の戸が見えてきました。この戸を開けると・・・、キッチンがあるのです。
前回の水回りと合わせて言いますと、キッチンの片方にある廊下の戸を開けると、すぐそこにトイレ・脱衣室・洗濯室と並んでいましたね。
キッチンのもう片方側の戸を開けると、このサンルームがあるというわけです。キッチンを中心にして、こういう風に水回りが並んでいるのです。

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先ほども書いているように、部屋と同じ造り方・仕上げですから、木が呼吸(調湿)してくれて洗濯物がよく乾きます。
最近、梅雨らしく蒸し暑くなってきましたが、こういう時期でも除湿器いらずです。
高温多湿の気候風土に合うように造る本物の木の家だからです。
こういう家に住まれた方が一番それを実感しておられます。梅雨時期も蒸し暑い夏も、建材の家よりも湿度が低いため健康に良いのです。
床の上の裸足で歩いても、サラサラなんですよ。本物の木の家では、一年中裸足で暮らすのが当たり前になります。
それがとても気持ち良いので、自然とそうなってしまうのです。
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2012年07月05日

北代の家 「洗濯室」

水回りの部屋のご紹介、トイレ・脱衣室と続いて、今日は洗濯室をご覧いただきましょう。
前回ご紹介した脱衣室の隣にある洗濯室です。広さは、タタミ2枚分の部屋。
脱衣室に設けられた、こだわりの分別式洗濯物入れからカゴを取り出して、隣の洗濯室に持ってくる訳ですね。

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1枚目の写真、洗濯機はまだ置かれていない状態ですが、奥のスペースが洗濯機置き場。手前の部分は、見てお分かりの通り、洗濯流しが設置されています。
その上には、物を置いておく棚板。言うまでもなく、本物の木で大工さんに造り付けてもらった棚板です。
2枚目の写真は、1枚目が縦構図だったのに対して、こちらは横構図で写したもの。横に広がった分、勝手口のドアが見えてきましたね。

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洗濯物を外に干しに行く場合は、ここから。また、この部屋はキッチンのすぐ隣でもありますので、キッチンからゴミを捨てに行くときもここから・・・、ということです。
このように、トイレ・脱衣室・洗濯室と水回りの部屋を続けて見ていただきました。ここで、この3つの部屋のつながりをご覧いただきましょう。それが3枚目の写真です。
どの部屋も戸を開けた状態にしてありますから、もうお分かりでしょう。

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写真右側の向こうに見えるのがトイレ、その隣真ん中に位置するのが脱衣室と浴室(ユニットバス)も見えますね。
そして、一番左側の部屋が今日ご紹介している脱衣室になります。
では、これら3つの部屋に対して、キッチンはどこにあるかと言いますと、この写真を撮るときに立っている位置の背中側です。
つまりこの写真は、キッチンから見た状態なのです。(キッチンと廊下を出入りする戸を開けて、そこから写しています。)
それぞれのスペースとしては、ゆったりめ(広め)にとってありますが、水回りの動線はこのようにコンパクトになっている間取りなのです。
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2012年06月29日

北代の家 「脱衣室」

前回のトイレに引き続き、水回りをご紹介しましょう。今日は、脱衣室です。
1枚目の写真の右端に、浴室がチラッと見えていますので、浴室横の脱衣室であることがお分かりいただけると思います。(この家の浴室は、ユニットバスです。)
脱衣室の広さは、タタミ3帖分とゆったりめにされました。

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ご覧の通り、既製品の洗面化粧台ではなく、造り付けの洗面カウンター・鏡・収納(小物入れ)です。大工さんによる造り付けなのです。
洗面カウンターは、大工さんが下地をつくって、その上に人造大理石のカウンターを載せてあります。カウンターの下部は、オープンのままにされましたが、ここに建具をつけることもできます。(鏡と小物入れについては、3枚目の写真で。)
2枚目の写真は、洗面カウンターの反対側にある収納です。収納というか、上部には可動式の棚があり、その下は木の戸が取りついている部分が2段ありますね。そして、木の戸の上には隙間があります。
これは、何かお分かりでしょうか?

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そうです、洗濯物入れです。下の戸の隙間から、カゴがチラッと見えていますね。洗濯物を入れるカゴです。洗濯物を入れるための隙間だったのです。
しかも、戸1枚につき1つのカゴが入れてありますので、合計4つのカゴが入っています。下のカゴが深いカゴ、上のカゴが浅いカゴというわけです。
つまり、分別式洗濯物入れだったのです。この家のお客様のこだわりの洗濯物入れなのですよ。
3枚目の写真は、1枚目の写真には写っていなかった小物入収納も見えていますね。本物の木で造ってある小物入れです。(この小物入れも、戸をつけたければつけることもできます。)
他の家でもご紹介した違うパターンでは、鏡が扉になっていてその鏡戸を開けると、小物入れになっているという形式もあります。

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この家では、扉を開けずに小物を出し入れするようにされたというわけです。
ですから、この家の鏡部分は固定された鏡になっています。その隣にある窓を合わせて、一つの木枠で造ってありますので、鏡と窓がセットになっているように見えます。
このように洗面カウンター・小物入れの造り方、そして洗濯物入れを兼ねた収納など、こういう部分と言うのはお客様によってさまざまな造り方があるものです。
その家のお客様のこだわりが強く出る部分です。ただ共通なことは、どの家も本物の木で造ってあるということ。
見た目・デザインのために木を使っているのではなく、本物の木の良さを発揮(住み心地・健康のため)できるように木を使うことが重要な部分なのです。
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2012年06月22日

北代の家 「トイレ」

前々回見ていただいた廊下の周辺に水回りが並んでいるのですが、そのうち今日はトイレをご紹介しましょう。
廊下を曲がると・・・、1枚目の写真のようにトイレまでの間に収納が設けられています。

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手前の収納は、幅3尺(91cm)で開き戸。その向こうの収納は、幅4.5尺(136cm)あって引違いの戸になっています。奥行は、いずれも2尺(60cm)ある収納です。
手前の収納下部は掃除機を入れておくところ、その上に棚板。奥の収納には、棚板5段(高さを自由に変えられる)という風に、お客様に収納しておく物をある程度考えていただき、それに合わせて収納の中を造ります。
廊下の脇に、これだけの収納があると便利ですね。
2枚目の写真、見てお分かりの通りトイレの中です。

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黒い和風の手洗器は、信楽焼。手洗器を埋め込んである天板は、厚さ6cmの杉板。大工さんの造り付けによる手洗カウンターです。カウンターの下は、戸をつけた収納にされました。
写真の右端に木の棒が写っているのですが、この棒も本物の木でつくってある手摺。握り心地は、金属や建材の手摺とは大違いです。
このように、床板から造り付けの板そして天井板まで、本物の木に囲まれたトイレなのです。
他の家のトイレでも書いていますが、杉の赤身には消臭効果もありますので、市販の消臭剤がなくても自然の消臭剤なのです。
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2012年06月15日

北代の家 「物置」

今日の部屋は・・・、(タイトルに書いてありますが)1枚目の写真をパッと見ただけでは分からないと思います。
それは、どの部屋も同じ造り方になっていますし、床・壁・天井などの仕上げもほぼ同じですから。
リビングだから本物の木が使って、そうでない廊下や物置は建材で・・・、という風にはしてありません。
リビングであろうが物置であろうが、構造材(柱・梁)もちゃんと見えますし、床板・腰板・天井板などもすべて本物の木なのです。

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なぜなら、気候風土に合った丈夫で長持ちする家の造り方をしているからです。
本物の木には良いところがたくさんありますが、その中でも特に呼吸(調湿効果)があげられます。
それによって、湿度をコントロールしてくれますので、今の梅雨時期は湿気を吸ってくれています。
リビングや寝室・子供室など、いる時間が長い部屋は本物の木を使って当たり前ですが、廊下や特に戸の開け閉めの少ない物置なども湿気がこもりやすいので、こういう所こそ本物の木で呼吸してもらいたいものですよね。

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1枚目の写真は、廊下の戸を開けると物置がこういう風に見えます。この物置の広さは、なんと10帖もあります。(この母屋に住む若夫婦だけでなく離れに住むご家族も含めた物置)
写真左にある壁が出ているので、その向こう(部屋の左側)部分が見えにくいですが、その壁の延長線上(写真中央付近)にも壁が飛び出していますよね。
物置ですから、ここに壁が飛び出していても差支えないのですが、この壁はちやんとした耐力壁であり、この真上(2階)にも耐力壁があるので1・2階同じ位置に耐力壁を設けているというわけです。
この耐力壁のラインより向こう側が6帖あり、手前側が4帖の広さがあります。
2枚目の写真は、その6帖分のスペースがこういう風になっています、左側が造り付けの棚になっていて、右側部分には前から持っておられるいくつもあるタンスをここに並べるために広いスペースにしてあるのです。

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3枚目の写真の右側に見えるのは、2枚目の写真の左側にあった棚です。写真の左半分が、4帖分のスペースになります。中央付近にチラッと見えている戸の向こうが廊下。
これらの造り付けの棚板も、すべて本物の木です。
この部屋の床・壁・天井と棚板に建材を使ってあるのと、本物の木を使ってあるのとでは、先ほどの意味で大違いです。
除湿器やエアコンに頼る前に、まずは気候風土に合った家づくりをすることが、省エネにも環境にも住まい手にも優しいのです。
posted by kusano at 17:11| Comment(0) | 完成した家「北代の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月08日

北代の家 「廊下」

前回は、玄関ホールの横にある座敷をご紹介しました。今日は、座敷と反対方向にある廊下を見ていただきましょう。
1枚目の写真、幅1間(182cm)の廊下です。廊下の途中に階段がありますね。
階段の手前左側にある框戸の向こうは、リビングです。階段の奥(向こう)側は、左側はダイニング・キッチンへの出入り口がありますし、右側にはトイレや脱衣室があります。

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1枚目の写真の右側にある框戸(格子戸)の向こうは、最初にご紹介した玄関ホールです。2枚目の写真を見ていただくと、それがよく分かりますね。
框戸(格子戸)を全開するとこうなります。玄関ホールのところで書いたように、この廊下部分から床暖房してありますので、床暖房している時はこの戸を閉めて、していない時期は戸を全開しておきます。
2枚目の写真の右に見える襖戸が、前回見ていただいた座敷の戸ですね。玄関ホールのすぐ左にある戸の向こうは、物置になっています。

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3枚目の写真は、廊下の奥に行って1・2枚目の写真と反対方向から見たものです。写真に右側に少しだけ写っている戸が、ダイニング・キッチンへの出入り口。
その出入り口の左にある戸は、階段下収納の戸。廊下をはさんで左側に少し写っている戸は、トイレの前の収納の扉。ここを左に行くとトイレがあるのです。
3枚目の写真で廊下の突き当りに窓がありますね。その下に木の箱みたいなものが見えています。この木の箱は、郵便受けのBOXです。新聞や郵便物は、ここへ取りに行けばよいのです。

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家の間取りによって、リビング・ダイニング・キッチンと廊下を壁で仕切ってないオープンな間取りにされる場合と、壁で仕切る間取りがあります。
この家は後者の方で、壁で仕切った廊下がある間取りになります。その代わりというわけでもないのですが、主要な部屋の戸は引違い戸ではなく、2枚の戸が全開できるようになっています。
1枚目の写真でも、廊下からリビングに行く框戸(格子戸)も全開できる戸にしてあります。こういう戸を2枚分全開するだけでも、部屋の広がり感はずいぶん違いますからね。
次は、ここで書いた廊下の周りにいろいろな部屋を順にご紹介していきましょう。

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2012年06月01日

北代の家 「座敷」

前回ご覧いただいた玄関ホールにあった襖戸を開けると、今日ご紹介する座敷です。
広さは12帖のタタミ敷き部分に、床の間と仏間。その他に、押入がついています。
写真1枚目、床の間も仏間も同じ大きさで、それぞれタタミ1枚分。建て替える前の家から持っておられる大きな仏壇を入れるための仏間です。
大きな仏壇があるというのは、建て替えたこの家が、母屋になるわけです。
このご家族は3世代家族であり、若い長男夫婦(夫婦と小さなお子様一人)がこの建て替えた母屋に住み、親御・ご兄弟の方々は別棟の離れに住んでおられるという形式なのです。

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2枚目の写真は、床の間の反対側を見ています、中央部分にある壁際の襖戸が押入れの戸。その左側にある襖戸が、玄関ホールから見えた襖戸なのです。
前回の説明で、この襖戸を引違い戸と書きましたが、この襖戸も2枚とも壁のところに引き込める、全開することができる襖戸でした。
それが、3枚目の写真です。襖戸2枚が壁のところにあって、戸2枚分が全開している様子がよくお分かりいただけると思います。
玄関ホールの向こうに見える框戸も前回ご説明しましたが、床暖房する時期だけ戸を閉めてそれ以外は全開して使う框戸です。
その框戸もこちらの座敷の襖戸も全開することにより、より風通しが良くなります。また、テーブルなど大きな物を出し入れするときも、戸を外さなくても良いというのは楽なようです。

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座敷と座敷以外の部屋で、大きな違いがあります。床が板張りが畳敷きかの違いもありますが、柱や板に節があるかないかです。この座敷の柱や天井板に節がありませんね。
座敷だから節無しにしなければならないという決まりはなく、節ありにしたらダメというわけでもありません。
節あり(芯持ち)柱にするか、節無し(芯去り)柱にするか、天井板も含めて、お客様と相談して決めます。
ただ、こういう風に単独の座敷であれば、節無しにする(される)場合が多いですね。床も、畳敷きですから。
同じように床が畳敷きであっても、リビング横の(仏間もないような)畳コーナーであれば、無理に節無しにする必要はないと言えます。
座敷・和室以外で、床や天井が節ありの板張りなのであれば、柱だけ節無しにしても・・・、ではないでしょうか。

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木の値段というのは、本物の木イコール高価なのではなく、節があるかないか・節の量・節の大きさで木の値段が決まっています。(柱梁の構造材も板材も)
ですから、こういう本物の木の家づくりでは、木の中でも安価な一等材(節のある柱や板材)を使っているのです。
一等材を有効利用することにより、施主がローコストな木の家に住める、日本の山の木がたくさん使われて林業も山そのものも健全に戻ることが重要なことなのです。
うちじゅうの木を節無しにすると、とんでもない高価な豪邸になりますが、一等材の木の家であれば、柱梁が(完成すると)見えない家とさほどかわりません。
この家も、うちじゅうでたくさん使う柱梁・板材のうち、この座敷だけ節無しの柱と板にされました。
そういう視点で、今日ご紹介した座敷だけでなく他の部屋も、床板や天井板・柱梁などの構造材に節があるかないかなども、よくご覧になってみて下さい。
posted by kusano at 17:22| Comment(0) | 完成した家「北代の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月25日

北代の家 「玄関ホール」

次に新しくご紹介する家は、北代の家です。若いご夫婦とまだ小さなお子様の3人の木の家です。
早速、お邪魔させていただきましょう。
1枚目の写真、「こんにちは。」と玄関の戸を開けるとこんな風に見えます。ゆったりと広い玄関とホールです。

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玄関収納を含めた玄関部分が3帖、靴を脱いで上がったホール部分が4帖と、合計7帖の広さです。
玄関とホールの間には、式台が設けられていますね。厚さ6cmの杉板を使っています。木の赤身の色と木目が綺麗な板です。ホールの正面には、飾り棚があります。こちらの棚は、厚さ3cmの杉板です。
2枚目の写真は、家の中から「いらっしゃいませ。」と出迎えると、こんな感じです。玄関の戸が見えますね。
他の家もそうですが、この家もやはり木製の本物の木の玄関戸にされました。既製品ではなく、建具屋さんが造った本物の木の戸です。

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たいていの方は、アルミ製の玄関戸よりも温もりのある本物の木の戸にされますね。(アルミでないと製作できないようなデザインや理由がある場合はアルミ製玄関ドアにされます。)
また、既製品のアルミ製玄関戸も結構なお値段がするのに対して、ローコストで温もりある本物の木の戸ができるからでもあります。
玄関の床は、黒い石のように見えるかもしれませんが、濃いグレー色の石調タイルを選択されました。
写真の左側にある引違いの襖戸の向こうは、座敷になっています。

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3枚目の写真は、その座敷の襖戸側から見たものです。玄関収納が良く見えますね。
玄関収納の右にある框戸の向こうは廊下です。この框戸は引違いの戸ではなく、2枚分全部開放できる戸にしてあります。
玄関ホールの向こうの廊下から床暖房してありますので、その暖かさが逃げないように床暖房する時期にはこの戸を閉めます。(それ以外の時期は、この戸を全開しておきます。)この戸があるのと無いのとでは、廊下の暖かさが全然違いますからね。
こんな風に、ゆったりした玄関ホールのある家なのです。
では、次回は座敷へ・・・。
posted by kusano at 19:58| Comment(0) | 完成した家「北代の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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