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2011年03月03日

下新町の家 紹介リスト

完成した家 下新町の家
この家は、下記の順にご紹介しています。

17、外観
16、食品庫
15、LDKその6
14、LDKその5
13、LDKその4
12、LDKその3
11、LDKその2
10、LDKその1
 9、トイレ
 8、洗面所
 7、浴室
 6、脱衣室
 5、クローゼット
 4、寝室
 3、廊下・階段
 2、物置
 1、玄関・ホール

※たくさんありますが、スクロールしてご覧ください。
最近完成した家リストへ
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2011年03月02日

下新町の家 「外観」

今日は、外観をチラッとご紹介しましょう。
外観というか外壁の種類やデザインは、家によってさまざまです。あくまでも、お客様のご要望・こだわりから、その家だけの外観が出来上がります。
この家のお客様のこだわりは、写真のような外壁仕上げでした。京都の町屋や古い民家などに見られる外壁ですが、まさにそういうこだわりだったのです。(とても若いお客様なのですが、こういう和の渋ーい家にされたかったのです。)
この外壁の張り方は、簓子下見張り(ささらこしたみばり)といいます。何だか、ややこしい名称ですね。

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まず板を横に張りますが、下から順番に張っていく際に板と板を少し重ねて張るのが下見張りです。張られた板は真っ直ぐではなく、重ねてあるので少し斜めになっています。
板を張り終えると、縦方向の桟を打ち付けます。この桟のことを簓子というのです。簓子は、板の斜めなりにカクンカクンと削ってあります。その加工は大工さんの手間がかかりますが、それが上等な仕事なのです。
1枚目の写真をよく見ていただくと、簓子の裏(板)側がカクンカクンになっているのがお分かりいただけると思います。
板は、杉板です。塗装をして黒い色をしているのではなく、焼いてある杉板なので黒い色なのです。焼杉板といいます。
板だけでなく、その他の部分も塗装は一切してありません。屋根の軒裏も庇の裏側も、写真に見えている木部すべて無塗装のままです。(ただし板など木材は、適材適所に使ってあることが前提です。)
塗装をしていないぶん木の変化(グレー色になる)が早いのですが、それは傷んだり腐ったりしているのではなく、あくまでも木が自ら自然な変化をしています。この変化を許容できるのであれば、こういう風に塗装しないという選択肢もあるのです。(木の変化がどうしても・・・、という方は塗装して下さい。)

s-DSCN6026t.jpg

外壁に板を張ると、何年か毎に塗装しなくてはいけないからメンテナンスが大変だとよく言われますが、短期間に塗ろうと思うほど大変ですね。
最初から塗装しないというやり方は、木の自然な変化を許容したうえで、建てたあと年月が経っても塗装をしないのです。(外部塗装費も結構な金額になりますから、それをうかせる目的もあります。)
これは、自然素材(本物の木)だからこそできる、本当の意味でのメンテナンスフリーなのですよ。
2枚目の写真は、樹木に雪国ならではの雪囲いがしてありますね。この雪囲いが、この家を引き立てているように見えました。実は、この庭はお隣の家の庭なのですが・・・。
これで、この家の紹介を終わらせていただきます。
posted by kusano at 18:08| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

下新町の家 「食品庫」

前回は、造り付けキッチン(流し台)を詳しくご紹介しました。今日は、キッチンの隣にある食品庫を見ていただきましょう。
キッチンにあった造り付け収納も、たくさんの物を収納できるよう造ってありましたが、この食品庫にもいっぱい棚板が取り付けてありますよ。

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1枚目の写真は、キッチン側から食品庫を見ています。左右にある棚は奥行きが違っていて、左側の棚板は奥行き45cm、右側の棚板は奥行き30cmにしてあります。
また、左側の棚は細かく仕切ってあるのに対して、右側の棚は仕切りなしにして長い棚板になっているのがお分かりいただけますでしょうか。
この辺は、お客様が収納したい物に合わせて造り付けします。仕切ってある板は固定してありますが、それ以外の棚板はすきな高さに動かせる可動式になっています。
2枚目の写真は、食品庫からキッチン側を見ています。前回ご紹介した造り付けキッチンが、見えていますね。
棚板部分はすべてオープンですが、キッチンと食品庫のあいだにも戸はなく、オープンにつながっているのです。

s-DSC_7051s.jpg

2枚目の写真で、右側の棚板の向こうに白い壁がありますね。その間は80cm位あって、そこは洗濯機を置く場所なのです。脱衣室ではなく、キッチン横に洗濯機置き場があるということです。
収納や食品庫の棚板も、本物の木であることは言うまでもありません。棚板まで本物の木だと、贅沢だと思われるかもしれませんが、建材・集成材の棚板も値段的にはそれほどかわらないんですよ。(信じられないと思いますが。)であれば、本物の木の方が良いですよね。
写真で見える木、構造材(柱・梁・タイコ梁)に床板・天井板、そして造り付けキッチンに使っている板も、収納内の棚板も、すべて同じ山の木なのです。
キッチンも食品庫も、たくさん収納できるように造ってある家なのでした。
これで、この家の中を一通りご紹介しました。
見せていただいたお客様、ありがとうございました。
posted by kusano at 23:42| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月04日

下新町の家 「LDK その6」

前回の続きで、ダイニングキッチンの造り付け部分のご紹介です。
この家のキッチンは、メーカーのシステムキッチンではなく、家具屋さんにオーダーして造ってもらうキッチンでもなく、この家を造ってくれた大工さんによる造り付けキッチンなのです。
1枚目の写真で、キッチン全体がどんな感じになっているか分かっていただけると思います。キッチンの天板は、人工大理石です。キッチンの大きさは、長さ250cm、奥行き100cm。奥行きがたっぷりありますね。
前回は、このキッチンのダイニング側を見ていただきましたが、収納になっていましたね。奥行きが大きいので、ダイニング側にも収納がとれるのです。

s-DSCN6244s.jpg

キッチン側は写真で分かるように、手前側からシンクの下部はオープンになっていて、その隣に食洗器があって、そのまた隣はIHヒーターがはめ込まれています。
食洗器の下部は引き出しになっていて、IHヒーターの下部には棚(オープンな収納)と、ローラーが付いて引き出すことができる収納があります。
では、それらを出してみましょう。その状態が、2枚目の写真です。引き出しと、ローラー付き収納がよく分かりますね。
食洗器の前面は、一般的には建材パネルなのですが、せっかく本物の木で造るキッチンですから、その部分も大工さんに造ってもらいました。
食洗器のすぐ右に、小さな白いプレートが付いていますね。これは、コンセントです。

s-DSCN6243s.jpg

そして、写真では分かりにくいのですが、コンセントが取り付けられている板部分は、奥の板がまずあってそれにもう1枚の板を張ってあるのです。奥の板ともう1枚の板と、隙間が空いているということです。
それは何かといいますと、タオルを掛けられるようにしてあるのです。引き出しの取っ手やタオル掛けなどに、木以外の物を使わないように造ってあるというわけです。
3枚目の写真は、キッチンの背中側にある収納の様子もよく分かりますね。棚が、たくさん取り付けてあります。その棚の中で、キッチンの天板と同じ高さ位にある棚板だけが、奥行きを大きく造ってありますね。
机としても使えるようにしてあるのです。ここにパソコンを置いて、料理の合い間に・・・、という風に使われるのです。

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脚立が置いてありますね。高いところにある物を取るための脚立だけでなく、腰掛けでもあるのです。(これ位なら、板の切れ端だけで造れてしまいます。)
この脚立兼腰掛けも、写真の収納の中にちゃんと納まるようにしてありますよ。脚立も椅子も、どこか違う所から持ってこなくてもいいのです。
大工さんの造り付けでも、こんな風に造れるんです。家具屋さんのオーダーキッチンよりも、かなりローコストでできますよ。
本物の木で造ってあるのはもちろんのこと、家そのもの(構造材や床板・天井板)から、キッチン・テーブル・棚板まで、うちじゅう同じ山の木で造ってある家です。
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2011年01月26日

下新町の家 「LDK その5」

前回は、ダイニングキッチンをご紹介しました。
そこには、家の構造材・板材と同じ山の木で造ったダイニングテーブルや、造り付けのキッチン・収納がありましたね。前回に紹介しきれなかった部分を見ていただきたいと思います。
1枚目の写真は、大工さんに造ってもらったダイニングテーブルとベンチです。前回の写真にも写っていましたが、もう少しアップの写真を。

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テーブルの天板が分厚いですね。厚さ12cmの板です。リビングテーブルもこれと同じ板でした。テーブルの脚は、柱材を使っています。4寸(12cm)角の柱です。脚と脚をつないでいる材料も同じ柱材。
ベンチの板は、3cmの板。屋根の野地板や床板に使っている板です。板の下の縦方向の材料は梁材、その下の横方向の材料は柱材で造ってあります。
家具屋さんのテーブルやベンチと比べると、材料が厚くて太いですね。家具屋さんの場合は、建材などを使うことによって薄い細い材料で造ることができるからです。

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こういう風に家具や造り付け部分を造るのは、うちじゅうの木を同じ山の木でつくる、家に使った構造材や板材の切れ端などを有効利用するというのが目的なのです。
でも、この分厚い天板のテーブルなら脚が細くてもおかしいですから、この位の脚の方が良いですね。(あくまでも、お客様の好みに合わせて造りますので、もう少し薄い天板と細い足で造ることも可能です。)
2枚目の写真は、大工さんが造った造り付けキッチン。キッチンでも、料理をする時に立つ場所は向こう側であり、こちらはダイニング側です。
前回の写真ではついていなかったのですが、このダイニング側キッチン下部に間接照明があるのです。その間接照明をつけるとこんな風になります。間接照明だけではありません。こちら(ダイニング)側は、収納になっているのです。

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戸を開けたのが、3枚目の写真です。こちら側の収納はさほど深くありませんが、小物などを入れておく収納です。この戸は、以前にもご紹介したリビングの地袋の戸と一緒ですね。襖紙が貼られた襖戸です。
これはまだ書いていませんでしたが、この襖戸に戸を開けるときに持つ取っ手がついていませんね。実は、わざとつけてないのです。戸に見えないようにするためだったのです。
では、どこを持って開け閉めするのかといいますと、戸の上の厚みの部分に掘り込みがしてあって、その部分に指先を入れるのです。実際には、この戸は軽いのでその掘り込み部分でなくても、戸の厚み部分に指をかけるだけで開け閉めできます。
造り付けキッチンで、肝心なキッチン側はどういう風に造ってあるのかといいますと・・・その辺は、次回に。
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2011年01月06日

下新町の家 「LDK その4」

今日は、ダイニングキッチンをご紹介しましょう。
1枚目の写真は、リビングからダイニングキッチンを見ています。

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大工さんが造ったダイニングテーブル・ベンチが置いてあって、窓際にはリビングからずっとつながっている地袋(収納)、その先にキッチンがありますね。
キッチンの右側にある太い柱が大黒柱です。そのすぐ右の壁に、白と黒の箱が取り付けられていますが、これが以前にご紹介したLDK全体の照明を制御する調光システムのスイッチなのです。
このスイッチをポンと押すだけで、あらかじめセットしてある照明のつき方に、ゆっくりと変化していくのです。

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2枚目の写真は、1枚目の写真よりももう少しキッチンに寄って写したものです。キッチンの上部も、リビングと同じようにタイコ梁が縦横に組まれています。
2枚目の写真と3枚目の写真を見比べて下さい。違いがすぐお分かりでしょう。
キッチンの奥にある収納部分の戸を、閉めた状態と開けた状態です。収納の中味は、こういう風になっているのでした。収納の中にも照明がついているので、中が明るいのです。
1枚目・2枚目の写真のように、収納の戸を閉めても明るいので、向こうに部屋があるようにも見えますね。

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棚板がとてもたくさんありますので、かなりの物が収納できそうです。棚板は、好きな高さに動かせます。
キッチン回りの電気製品もいろいろありますから、コンセントがたくさん取り付けられています。料理をしながら、ここでパソコン(インターネット)もできるように、LAN配線も完備です。
2枚目の写真で分かるように、収納の戸は4枚あり、3枚目の写真では右側に寄せていますが、左側に寄せることもできますし、どこか1枚だけの戸を開閉することも可能です。
3枚目の写真で戸を寄せてある部分の奥が、冷蔵庫を置くスペースになっています。

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4枚目の写真、横から見るとこんな感じです。この写真では、収納の戸が4枚あるのがよく分かりますね。収納の戸を開けると、キッチンと収納の間も広がって、よりゆとりができます。
キッチンを使っている時や普段は戸を開けておいて、リビングに誰かお客様などが来られると、サッとこの戸を閉めることができますので便利ですね。
でも、このキッチンも、大工さんの造り付けとは思えないほどの出来栄えでしょう。
次回は、キッチン回りの造り付け部分など、もう少し詳しくお見せしますね。
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2010年12月21日

下新町の家 「LDK その3」

前回見ていただいたリビングで、造り付け家具や収納部分をピックアップしてご紹介しましょう。
1枚目の写真は、リビング用の低いテーブルです。こういうテーブル、他の家の完成写真にもありましたが、一緒に造って下さいといわれるケース多いですね。
うちじゅうの木が同じ山の木で揃う=木の色艶が揃う、ということもありますが、それよりも安く造ることができます。
こんなテーブルを家具屋さんで見ると、何十万円という値段がついていても不思議ではないですが、テーブルの天板を山から直接して大工さんに造ってもらうと数万円で出来るのです。

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テーブルは、長さ約180センチ×幅約90cm。天板の厚さは、12cmあります。12cmというと、柱の太さと同じですよ。分厚いはずです。
テーブルの脚は、これ用に注文したものではなく、この家の通し柱の切れ端です。太さは、18cm(6寸)角あります。
太さ24cm(8寸)角の大黒柱の切れ端もあるのですが、このテーブルには太すぎますので、通し柱の切れ端を使っているというわけです。大黒柱の切れ端は捨てているのではなく、その家のお客様の要望に応じて、いろいろなものとして有効利用しています。

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テーブルの奥に見えるクリーム色の部分は、収納(地袋)になっています。クリーム色の襖紙が貼られた襖戸なのです。一般的な襖戸には、建具の四方に木枠がありますが、この戸はその木枠がない襖戸です。2枚目の写真を見ていただきますと、襖紙の模様が分かりますね。
この1枚の襖戸にのみ、アクリル板がはめ込んであります。このアップに写した収納の天板の上は、テレビを置く場所なのです。
そして、このアクリル板がはめ込まれた襖戸の中には、テレビ回りの機器(DVDその他)を入れておく部分になるのです。そういう機器にはリモコンがついていますよね。リモコンの赤外線を感知できるようにするためのアクリル板だったのです。

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3枚目の写真、ここもオーディオ機器・スピーカーを置く場所として、こういう風に造ってあります。写真でも分かるように、必要な線は既に配線済みです。コンセントなども多めに取り付けてありますね。
この家は、リビング兼シアタールームになっているのです。
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2010年12月10日

下新町の家 「LDK その2」

前回は、広いLDKの全体をご紹介しました。リビング・ダイニング・キッチン・タタミコーナーのつながりが、お分かりいただけたと思います。
このあとは、部分的にピックアップしてご覧いただきましょう。まず、リビングとタタミコーナーから。タタミコーナーは、リビングの横にあります。

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1枚目の写真は、リビングです。真ん中には、同じ山の木を使って大工さんに造ってもらったリビングテーブルが置いてあります。
長戸のある正面の壁上部に板が張ってあって、白い箱がいくつか取り付けられていますね。この白い箱は、スピーカーです。
そして、その板の裏には何があるかといいますと、スクリーンです。ホームシアターをするときには、ここからスクリーンが下りてくるというわけです。
正面の右側の壁には窓。窓の下部は、地袋(収納)です。この地袋は、ダイニングまでずっとつながっています。

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2枚目の写真は、リビングから見たタタミコーナーです。ヘリなしの琉球畳が敷いてあります。
長戸や窓にも障子戸がありますが、リビングとタタミコーナーの境も障子戸です。
3枚目の写真は、その障子戸を閉めたところ。3枚の障子戸があり、壁側に引き込むと全開するようになっています。
他の部屋でもご紹介しましたが、この障子戸は戸の両面に障子紙が張ってある両面張り障子戸なのです。(長戸や窓の障子戸は、一般的な片面にのみ障子紙が張ってある戸です。)

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どの写真にも見えますが、上部には大きなタイコ梁が架け渡されています。大きなタイコ梁が縦横に組まれている様は、力強さを感じますね。
こういう豪快な小屋組があり、そして屋根なりの勾配天井に野地板が見えていますから、ずっと眺めていても飽きないでしょうね。
でも、デザインだけのために本物の木を使ったり、こういう造り方をしているのではありません。気候風土に合った住み心地の良い家、健康に住める家にするためなのです。
posted by kusano at 18:04| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月30日

下新町の家 「LDK その1」

さて、いよいよリビング・ダイニング・キッチンの登場です。このリビング・ダイニング・キッチンは、2階にあります。
2階といえば、どの家も屋根の野地板をそのまま見せる空間にしていますので、この部屋も同じです。広い部屋の屋根裏が見えているぶん、より大きな空間になっています。
まずは、全体の感じから見ていただきましょう。1枚目の写真は、リビングからダイニング・キッチンを見ています。リビングの隣には、タタミコーナーがあります。
ここに見えている、リビング・ダイニング・キッチンとタタミコーナーを合わせると、32帖の広さです。その32帖の他に、キッチンの横には、洗面・トイレと食品庫があります。

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2枚目の写真は、1枚目の写真と反対で、キッチンからリビング・ダイニング方向を見たものです。キッチン(流し台)もチラッと写っていますが、このキッチンも大工さんの造り付けです。
リビングテーブルもダイニングテーブル・ベンチも、同じ山の木を使って大工さんに造ってもらったものです。リビングダイニングの右(窓)側下部は、すべて収納になっているんですよ。
これだけ空間が大きいと、暖房の心配があると思いますが、この部屋ももちろん床暖房を設置してあります。1階にリビングの上が吹抜けになっている場合も同じですが、こういう風に空間が大きい場合は、床暖房もしくは薪ストーブの暖房が必要(というか有効)です。
床暖房に、何か別の暖房器具も補って・・・ということはありません。この空間でも、床暖房のみで過ごすことができます。窓には、カーテンやブラインドではなく障子にされましたので、その暖かさもあるでしょう。

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1枚目・2枚目の写真どちらにも、照明器具がたくさん付いていますね。写真を撮影する時は、全部点けて写していますが、これらの照明はそれぞれ調光することができます。
それに加えて、このリビング・ダイニング・キッチンには、こららの照明器具全部で調光できるコントロールシステムが設置されているのです。
例えば、ご飯を食べるときのあかり、ホームシアターするときのあかり、全灯したり、暗めにムードのある・・・など、あらかじめセットできるようになっていて、スイッチ一つでセットしたあかりにすることができるのです。まるで劇場のような照明システムです。(写真ではお見せできないのが、残念ですが。)
このように、造り付けの家具類や収納、そして調光システム・間接照明など、お客様のこだわりがたくさんつまっているリビング・ダイニング・キッチンです。
このあと、何回かに分けてその辺をご紹介していきますね。
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2010年11月19日

下新町の家 「トイレ」

こちらの家、前回は洗面所をご紹介しました。今日は、その横のトイレをご覧いただきましょう。
1枚目の写真に、前回ご紹介した洗面所もありますね。洗面所にあったドアを開けると、こういう風に洗面所とトイレが並んでいます。

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2枚目の写真は、トイレですがパッと目に入るのが、木の天板のカウンターと手洗器ですね。
この木の天板、とても分厚いですね。この家の、他の部屋にあった造り付け家具の天板も12cmでしたが、このカウンターの天板も同じく12cmです。
トイレのカウンターの場合、机やテーブルなどに比べると天板の奥行き寸法は小さいですので、奥行きが小さめの分、天板の厚みがより厚く見えるのですね。

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厚みの部分が、茶色い色をしているのは、樹皮をむいたあとの薄皮を残してあるからです。この部分の形状は、丸太なりの丸みそのままにしてあります。
この辺は、本物の木なので板1枚1枚違います。樹皮をむいてみて、最終的にどうするか(薄皮を残すかどうか、丸みを削るかどうかなど)を、お客様と一緒に板を見ながら決めることになります。
手洗器の鉢は、信楽焼き。手洗器も水栓も、お客様のこだわりによる選択です。(天板を木にすること、厚さを12cmの板を使うこともそうですが。)

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3枚目で、手洗器の右側を見て下さい。腰壁に取り付けてあるのは、木のタオル掛けです。
これは、3cmの板の切れ端を利用して大工さんに造ってもらった物です。現場では、木の切れ端がたくさん出ますので、その切れ端でいろいろな物を造ることもできます。
金属や樹脂製の物に比べると形状など限られますが、工業製品には無い自然素材の良さがありますからね。こういう風に切れ端を有効利用して、自分の好みの形で、大工さんに造ってもらってはいかがでしょうか。
木も、喜んでくれますよ。
posted by kusano at 18:35| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月12日

下新町の家 「洗面所」

前々回・前回と、脱衣室・浴室をご紹介しました。水回りの続きで、2階の水回りを見ていただきましょう。
トイレ横にある洗面所です。
こちらの洗面カウンターも、メーカーの洗面化粧台ではなく、大工さんの造り付けによる洗面カウンターになります。大きさ(長さ)は違いますが、脱衣室と同じ造り方ですね。

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洗面カウンターは、人工大理石のカウンターで造ってあり、カウンター下部はオープンにしてあります。脱衣室と違う部分というと、水栓ですね。
鏡収納部分も、同じですね。大工さんが造った収納箱に、建具屋さんが造った鏡扉が取り付けてある形式です。
写真で、洗面の右側にあるドアが、トイレのドアです。戸やドアの色、今までもこれと同じ色のものが何ヶ所かありましたが、木ではなく襖紙を貼ってある戸・ドアなのですよ。このドアには、黒いレバーハンドルを選ばれました。

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1枚目の写真と2枚目の写真を見て、もう気付いておられると思いますが、ここの鏡収納部分にも間接照明が設置されているのです。
1枚目の写真は、回りの照明もついた状態で全体が明るいです。2枚目の写真では、回りを暗くして壁についている照明と鏡収納の間接照明にした状態です。
照明のこだわりが、あちこちに見られる家なのです。
posted by kusano at 18:48| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月05日

下新町の家 「浴室」

今日は、下新町の家。前回は、脱衣室を見ていただきましたが、今回はその隣にある浴室。
昔なら、浴室もつくるのが当たり前でしたが、最近ではもうほとんどユニットバスです。ユニットバスも、いろいろなメーカーがあって、それぞれのデザインや特徴があります。(ユニットバスの場合は、メーカーのカタログみたいになりますから、ここでは紹介しません。)
この家の浴室は・・・、半分ユニットバスで半分つくった浴室なのです。ハーフユニットバスと言います。(ハーフユニットとかハーフバスとも言われます。)
浴槽と洗い場の下半分がユニットになっているのです。写真で言うと、白いところがユニット部分になります。残りと言うと、壁と天井は現場で好きなようにつくることができます。

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この家のお客様は、その壁と天井を板張りにされました。シャワー水栓や鏡に照明器具なども、お客様の好みの物を選んでいただいて、取り付けます。
板張りの場合は、その場所にふさわしい適材適所の板であることが重要です。(浴室だからという訳でなく、どこに使う木であっても、本物の木を使う場合の基本中の基本ですが。)
そして、適材適所の板であることを前提として、それでもなるべく窓をあけたりして風通しや換気に心がけることも大事です。
そういう意味で(写真でも分かりますが)、この浴室には窓が2つあります。風通しを良くする目的もあるのですが、窓を開けると坪庭が見えるのです。
1枚目の写真と2枚目の写真は同じアングルですが、その違いはお分かりだと思います。浴槽のフタを、見ていただきたかったからです。本物の木の浴槽フタですね。
これも、この家のお客様のこだわりです。これらの木、壁・天井の板も浴槽のフタに使った木も、うちじゅうの木(柱・梁の構造材から板材まで)すべて、同じ山の木でつくってあります。

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他のこだわりは・・・、脱衣室でもご紹介しましたが、この浴室の天井にもスピーカーが設置されています。
それに、写真は浴室のドアを開けて脱衣室から写していますが、脱衣室と浴室の境の窓とドアを透明なガラスにされました。中は見えてしまいますが、脱衣室と浴室に一体感が出て、広く感じますね。(脱衣室にも浴室にも、同じ本物の木が使ってあるので、より一体感があります。)
前回見ていただいた脱衣室の鏡部分に、間接照明が設置してありましたね。浴室の電気をつけずに、その間接照明だけにしてお風呂に入ると、とても良い雰囲気でしょうね。
窓を開けて、坪庭を眺めながら。そして、スピーカーから流れる音楽を聴きながら入るお風呂です。
こんな風につくることもできるんですよ、という浴室のご紹介でした。
posted by kusano at 18:51| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月29日

下新町の家 「脱衣室」

前回は、クローゼットをご紹介しました下新町の家です。そのクローゼットは寝室の隣にあって、寝室から直接出入り出来るようになっていました。
寝室から直接出入りできる部屋がもう一つありまして、その部屋とは・・・タイトルや写真でもうお分かりでしょう。脱衣室だったのです、寝室からすぐお風呂に行ける形式ですね。
寝室からも直接行けるのですが、以前にご紹介した寝室横の廊下(寝室の延長の通路部分)からも、脱衣室に行くことが出来るようになっています。

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1枚目の写真は、その通路部分から脱衣室に入った時に見える状態。
写真の左端に写っているのが、寝室へ出入りする戸になります。壁と似たような感じで写っているので分かりにくいかもしれませんが、木の戸ではなく襖戸なのです。
戸よりも、正面にある便器に目が行くと思いますが、脱衣室の中にトイレもあるのです。ですから、このトイレは基本的に家族用ということですね。
もう少し奥に進むと、2枚目の写真になります。1枚目の写真にもチラッと写っていましたが、洗面カウンターが全部見えていますね。

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パッと見てお分かりのように、これも大工さんの造り付けによるものです。
台の部分は、大工さんが厚さ3cmの杉板で箱を造り、その上に白い(人工大理石)カウンターが載せられています。そして、お気に入りの水栓を取り付けると、このような洗面カウンターが出来上がります。(カウンターの色・種類も、水栓もお客様のお好みで。)
また、洗面カウンターの下部をどのように造るか、そこを写真のようにオープンにしておくか扉を付けるか、などもお客様によっていろいろです。
洗面カウンターの上の鏡部分も、大工さんの造り付けです。鏡は扉になっていて、鏡扉を開けると収納になっています。これも同じく、杉板を使った収納の箱を大工さんが造り、建具屋さんが鏡扉を造って収納箱に取り付けるのです。

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さらにこの家では、鏡収納部分に間接照明を設置されました。
2枚目の写真では、その間接照明は点けていませんが、点灯させると・・・3枚目の写真です。
そしてさらに・・・、まだ何があるかといいますと、3枚目の写真の脱衣室の天井を見ていただきますと、スピーカーが設置されています。
脱衣室の照明をうす暗くして、鏡収納の間接照明をメインにして、音楽を聴きながら・・・。
リラックスできる脱衣室ですね。
posted by kusano at 19:14| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月22日

下新町の家 「クローゼット」

こちらの家、前回は1階の寝室を見ていただきましたよね。
寝室に、造り付けの机兼テレビ台がありましたが、その横にある戸を開けると、今日ご紹介するクローゼットがあるのです。
1枚目の写真は、寝室の戸を開けてクローゼットの中を見た状態です。
2枚目の写真は、クローゼットの奥側から、戸(出入口)側方向を見ています。

s-DSC_7139s.jpg

クローゼットの広さは、6帖あります。このクローゼットの中は、ご覧のように服をたくさんかけられるようにされました。
以前に、この家でご紹介した玄関ホール横の物置は、杉板の棚板がたくさん取り付けられていましたが、ここは洋服掛けパイプがいくつも取り付けられています。
この洋服掛けパイプは、高さを変えられますので、掛ける物に合わせて好きな位置にパイプを移動できます。
洋服を掛けるパイプの上には、杉板の棚板が両側に取り付けられていますね。

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この板も物置の棚板と同じで、厚さ3cmの杉板です。物置のところでも書きましたが、写真に見えている天井の板を利用しているのです。3cmの厚みがあるので、棚板だけでなく、造り付け家具を造ったりと、いろいろな所に使える板なのです。
寝室にも造り付け部分がありましたが、この家ではこの他にもいろいろな造り付け家具を設置されました。(それを見るのも、お楽しみに。)
このクローゼット、6帖もありますから洋服掛けパイプを外すと部屋にできそうですね。
今日は、寝室のすぐ横にあるクローゼットでしたが、寝室からもう一つの部屋に行くことができます。
その部屋を、次回ご覧いただきましょう。
posted by kusano at 18:24| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月13日

下新町の家 「寝室」

下新町の家、前回は廊下・階段をご紹介しましたね。
その廊下の隣にある部屋とは・・・寝室なのでした。
1枚目の写真をご覧下さい。前回の廊下・階段が見えています。

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こういう風に、廊下との境の戸を全開して使うことがほとんどです。(なので、廊下と言うよりは部屋の延長。) 寝る時だけ戸を閉めます。
寝室の広さは10帖で、こういう風に開け放すと、廊下・階段を含めると14帖になります。寝室と廊下の間が、壁とドア1枚で仕切られているのと、こういう風に広げて使えるのとでは、全然違いますよね。
写真の左側にある壁に造り付けられているのは、机兼テレビ台です。これも、厚さ12cmの杉板で造ってあります。机兼テレビ台の上部にあるのは、本棚です。天井には、スピーカーも取り付けてありますよ。
寝室と言うより、リビングみたいですね。でも、寝室なんですよ。それは、2枚目の写真を見て下さい。

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1枚目の写真の反対方向です。こちらの正面の壁にも、板が張ってある部分がありますね。これは、何だと思われますか?
実は、ベットのヘッドボード部分になるのです。ベットの頭のところにある板の部分を、造り付けにされたのです。
この板の前に、台(脚)にマットレスを置いて、ベットにしておられます。
そうした理由の一つに・・・、3枚目の写真を見ていただくと分かります。

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何と、この造り付けヘッドボードの裏には、間接照明があるのです。
その他に、2枚目と3枚目の写真の違いは、両側の障子戸が開いているか閉めてあるか、ですね。
写真右側の外部側の障子戸4枚も、このように全開できる戸になっています。こちらの外部側の障子戸は、一般的な片面のみ障子紙が張ってある戸ですが、廊下側の障子戸は、玄関ホールのところにもあった両面張り障子戸です。
いろいろな部分にこだわりのある、寝室でしたね。
さて次は、1枚目の写真に見えている寝室の奥へと・・・。
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2010年10月08日

下新町の家 「廊下・階段」

この家は前回、玄関ホール横にある物置を見ていただきましたね。さて、玄関ホールの奥へ行ってみましょう。
ホールのところにあった両面張りの障子戸を開けると・・・、1枚目の写真です。

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真ん中に廊下部分があります。玄関のホールもタタミ敷きでしたが、廊下部分もタタミ敷きですね。階段の下部分も、タタミ敷きになっているんですよ。
廊下部分の右側には、2階へ行く階段があります。左側には部屋があるのがお分かりいただけると思います。名称としては廊下と書きましたが、左側にある部屋の戸が全開するようにしてありますので、その部屋の延長なのです。
普通の家のように廊下と部屋を、壁・ドアで仕切ってしまうと狭くなりますが、このようにすると広々とします。この空間では、階段も含めて1つの部屋の広さとして感じるようにしてあるのです。
そうしたのには、もう一つ訳があります。階段の右側を見ていただきますと、長戸のサッシがありますね。その向こうは外なのですが、そこは坪庭になっているのです。
そうです。部屋から、その坪庭を眺められるようにしてあるという訳です。

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2枚目の写真は、反対側から写したもので、正面にある戸が、玄関ホールにあった両面張りの障子戸です。
両面張りの障子戸は、保温性があるということは前々回書きましたが、玄関ホールには床暖房してありませんが、この廊下部分そして階段の下も床暖房してあるのです。(もちろん、部屋も床暖房してあります。)
玄関ホールの障子戸を開けると、ここから暖かい空間になっているということです。それで、両面張り障子戸にしてあるのです。
細かいことですが、これに気づいておられる方は少ないと思います。玄関ホールのタタミには、縁(へり)がありました(縁付きタタミ)が、廊下・階段の下のタタミは、ヘリなしタタミにしてありますよ。(気付いておられましかたか?)
ところで、廊下部分の横にある部屋とは、何の部屋でしょうか? 1階のこの部分にあるとすれば・・・、リビング?
次回は、その部屋をご紹介しますね。
posted by kusano at 18:13| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月05日

下新町の家 「物置」

前回、玄関・ホールをご紹介しました下新町の家です。
タタミ敷きのホールから奥の廊下へ・・・、と入っていく前に玄関・ホール横にある物置を見ていただきましょう。
1枚目の写真は、ホールから物置に入ったところから撮影しているのに対して、2枚目の写真は、物置の奥から撮影しています。

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細長いので、どちらから見ても似たような感じです。細長いといいましても、1間(182cm)×2間(364cm)の長方形で、タタミ4枚分の部屋になります。
その両側に、たくさん棚を設置してありますので、中央の通路部分が細長くなっているという訳です。
棚の長さは、半間(91cm)のところと1間(182cm)のところもあります。
一部、棚と棚に挟まれて白い壁の部分があります(上に電気の分電盤がついているところ)が、そこは玄関側から使っている収納の背中側です。
そこ以外は、すべて棚になっています。これだけたくさんの棚があると、かなりの物が収納できますよね。

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棚板も、すべて本物の杉板です。この部屋にも見えている天井の厚さ3cmの杉板を使って、棚板にしてあります。
この杉板も、集成材の棚板も、価格的にさほど変わりませんので、それであれば本物の杉板の方が良いですよね。
建材に囲まれた部屋や物置は、湿気がこもってしまいますが、こういう風に柱や梁が見えていて、そして床も天井も棚板も本物の木ですから、これらの木がちゃんと呼吸(調湿効果)をしてくれます。
玄関ホールのすぐ横に、こんな物置を設置された間取りになっている家なのです。
次回は、いよいよ玄関ホールの奥へと・・・。
posted by kusano at 18:43| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月01日

下新町の家 「玄関・ホール」

「最近完成した家」シリーズ、ずいぶん久しぶりになってしまいました。
どの家も、それぞれのお客様のこだわりで、とても素晴らしい家ばかりです。だから、ご紹介するのをもったいぶって・・・、というわけではありませんが。
完成した後、詳しくご報告していない家が何軒もありますので、これから先順に、ご紹介していきたいと思います。

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まずは、「下新町の家」です。
1枚目の写真、この家の玄関戸。いきなり、すごい戸が登場しましたね。こういう戸、どこかでみたような・・・昔の蔵の戸ですね。
この家のお客様のこだわりです。玄関の戸は、蔵の戸にして欲しいというご要望でした。戸の下部についている黒い金具も、お客様が買ってこられた物なのですよ。
では、この戸を開けて家の中を拝見させていただきましょう。
玄関戸を開けると2枚目の写真で、玄関とホールです。

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ホールは、タタミ敷きになっていて、タタミの手前に分厚い式台があります。この式台は厚さ12cmの杉板で、板の前側は丸太の丸みが残っているのがお分かりでしょうか。
板より手前側は、照明で明るくなっていますが、式台の下に間接照明を設置してあるのです。
正面の壁の左に、障子戸がありますが、この戸を開けると廊下があります。こういう戸も、障子にされたのです。普通の障子戸は、片方にのみ障子紙が張ってありますが、この障子戸は戸の両面に障子紙が張ってあるのです。
障子戸は、たかが紙一枚なのですが、非常に暖かいですよね。それを両面に2枚張ると、より保温性のある戸になるのです。
写真には写っていませんが、廊下に行く障子戸の手前左側にも戸があり、そこには物置があります。

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3枚目の写真は、ホールから玄関を見ています。タタミのところにある障子戸を開けると、坪庭が見えるようになっています。黄色い襖紙が張ってある戸の部分は、下足入・収納です。
ホールをタタミ敷きにすると、より和風なのでしょうが、でも落ち着きが感じられますね。玄関戸の蔵の戸といい、玄関ホールのタタミ敷きなど、この家のお客様は年配の方だと思われそうですが、そうではなくとても若いご夫婦なのですよ。
若いときだけでなく、年月が経つほど、この玄関の良さが増していくというか、飽きが来ないでしょうね。(本物の木の変化も、年月の経過と共に良さを増していきます。)
写真は、照明を全部つけて撮影していますが、天井や壁の照明を消したり調光して、式台下の間接照明をメインにすると、これまた良い雰囲気になるんですよ。
旅館のような、料亭のような、玄関・ホールなのでした。
この奥は、いったいどうなっているのでしょう。次回をお楽しみに!
posted by kusano at 18:28| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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