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2016年03月11日

ダイニングテーブル

うちじゅう同じ山の木を使って大工さんにつくってもらう造り付けや家具を紹介するコーナー、前回は 木のキッチン を見ていただきました。
今日は、ダイニングテーブルをご紹介しましょう。

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まずは1枚目の写真、ご覧の通りダイニングテーブルと一緒にベンチもつくられました。この写真でテーブルの向こうに、前回ご紹介した木のキッチンが見えています。
木のキッチンなのですが前回ご説明した通り、ダイニング側に襖紙を張った収納扉があります。またその左側にも、同じようにつくった収納扉が並んでいるのが分かる写真です。
ダイニングテーブルの話に戻りまして、このテーブルの天板は厚さ12cmの板にされました。そして、その板の端っこは丸太の丸みをそのまま残してあります。テーブルの脚は、すべて12cm角の木を使用。
ベンチの方は、座るところ(座面)は3cmの板、脚の部分の縦方向の部材は梁の切れ端、一番下の床に接している部材は柱の切れ端を利用してつくってあります。

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次に2枚目の写真、こちらのテーブルもつくり方としては1枚目の写真のテーブルとほぼ同じなのですが、違うのは天板。
この家のダイニングテーブルは、厚さ6cmの天板にされました。そして板の端っこも1枚目の写真と違って斜めにカットしてあります。
このように板の端っこの処理については、まず丸太の丸みを残すか、丸み部分を切り落とすかのどちらかです。
そして丸みを残す時は、茶色い(薄皮)部分をそのままにしておく場合と、電動カンナなどで丸みなりに削る場合があります。前者は茶色が残りますし、後者はある程度削るので白太(白色)が表面に出てきます。
丸み部分を切り落とす時は、斜めに切り落とすやり方と真っ直ぐに切り落とすやり方があり、この切り落とすやり方では、どちらも表面が白太になるのです。
これをどうするかは、山から家具用の板が運ばれてきた時に、お客様に実物を見てもらい大工さんの意見も聞きながら決めます。(3枚目の写真は、その様子です。)

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次は4枚目の写真、こちらはパッと見てお分かりのように、ダイニングテーブルとしては面白い形式ですね。1人用のテーブルと椅子が3人分くっつけてあるダイニングテーブルなのです。
1人分のテーブルは、学校の机みたいな形につくる。3人分くっつけることでダイニングテーブルとして使うし、他の場所で1人分または2人分のみ使いたい時にはこれを移動して使うこともできるようにという、この家のお客様のこだわりなのです。
こちらのテーブルの天板は、厚さ3cmの板。脚は6cm角の部材を使ってつくってあります。

ご紹介している造り付けや家具などのつくり方は、その家(お客様)によってさまざまです。こんな風に、使いたいように・使いやすいように自分の家だけの家具をつくって下さい。
どの家も共通なことといえば、うちじゅうが同じ山の木を使ってつくってあるので、木の家に合う木の家具だということです。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 21:41| Comment(0) | 木の家具・造り付け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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