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2014年10月22日

わが家の夏の報告

夏から秋にかけてバタバタする時期が終わり、久々のブログ更新です。遅くなりましたが、わが家の夏のご報告をしましょう。
今年は、新しいわが家で初めての夏を経験しました。木の家は涼しい、普通の家に比べるとエアコンをあまり使わない・・・は、どうだったのでしょうか?

真夏の暑い日にわが家に訪ねてこられた方や、お盆の頃に開催した「涼しい木の家体験会」に見学に来られた方は、「涼しい家ですね、扇風機があれば十分ですね。」「(何回か来られた方は)やっぱり涼しいですね。」
中には「これって、本当にエアコンついていないんですか?」と言われた方もいらっしゃいました。
室温は決して低いわけではありません。外気温や時間にもよりますが、28〜32℃位あります。32℃もあれば、それは暑い部屋だと思われるでしょう。
しかし、訪ねてこられる方は上記のように涼しいと言われるのです。信じられないかもしれませんが、これに関しては実際に体験していただくしかありません。

普通(建材)の家ならば、こんな温度でエアコンなしというのはつらいと思います。
私も昨年までは断熱材のない家に住んでいましたので夏暑く冬寒いのが当たり前でしたが、古い家であっても使ってある材料が本物の木であればまだましです。
それよりも、20年ほど前に増築した断熱材が入っていても建材が仕上げの部屋の方が、蒸し暑くていられませんでした。
その違いは、使ってある材料が呼吸(除湿)してくれるかしてくれないかの違いで、湿度で体感温度がかわってくるということです。

私の子供たちも、昨年まではその部屋でエアコンを寒いくらいにガンガンつけて生活していましたが、新しいわが家では扇風機で夏を過ごしました。
エアコンに慣れた子供たちから「エアコンをつけろ!」と暴動が起きるのではないかと心配していましたが、そのセリフを聞くことはありませんでした。

ただ、さすがに猛暑日にもなると違います。7月26日に富山で38℃の猛暑日になり、その時はいつもより室温が上がって暑くなりました。
今までも、本物の木の家に住んでおられるお客様から、夏日程度ならエアコンはいらないけど猛暑日になるとエアコンがあった方が良いな、とお聞きしていた通りでした。
やはり、異常気象による猛暑がなければ、「木の家はエアコンいらず」だったのです。

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それでも、猛暑日でもエアコンなしで過ごせないか?
わが家という実験室でもありますから、いろいろやってみました。室温や湿度の計測はもちろんですが、床・壁・天井・窓・通風効果など、夏の始め頃からどこがどういう温度になるのかを計測していました。

猛暑日になって室温が上がるとエアコンをつけた方が・・・になるのですが、エアコンをつけて4℃も5℃も室温を下げなくてはいけない訳ではなく、あと1〜2℃低ければ大丈夫なのに・・・という感じです。
であれば、その1〜2℃の室温上昇を抑えることができればいい訳です。
家の使い方(窓の開け閉めその他)を見直したり、どこか工夫出来るところがないか考えてみました。それに役立ったのがいろいろな場所の温度測定です。

試行錯誤の結果、工夫の効果もあって温度にすると少しでも、感じる暑さが和らぎました。これなら猛暑日でも、いけるかなという感じになりました。
その後に最高気温が38℃まで上がった日はありませんでしたが、それでも34〜36℃の日は何日かありましたし、36.8℃になった日が1日ありました。
そういう猛暑日でも、エアコンをつけずに過ごしましましたので、温度測定や工夫した甲斐があったようです。
こういう試みは、自分の家なのでいろいろやっている訳で、夏だけでなく冬も含めてより涼しくより温かくを追及しています。
家を建てたけど、思ったより寒いとか暑いという声も聞きます。そういう方や、より省エネ・節約をという方に役立てばと思っています。

ところで、猛暑日でもエアコンを使わないのであれば・・・エアコンは使わなかったのか?
その話は、次回に書かせていただきます。(続きはこちら)

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 15:49| Comment(0) | 木の家の住み心地を検証する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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