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2014年07月02日

浴室の換気扇は使いません。その2

富山は、6月5日に梅雨入りして今のところ降雨量は少ないですが、それでも湿度の高い日が続いています。この時期は、家の中もジメジメして湿度の高い状態が続き、カビ・食中毒に注意しなければいけません。
カビはアレルギーなど病気の原因になりますので、それを防ぐためにもなるべく換気をする、それで足りなければ除湿器を使って湿度を下げる必要があります。
リビングなど部屋であれば、エアコンを使うことで除湿もしています。しかし省エネが叫ばれる今、エアコンの使用を控えておられる方も少なくないでしょう。
代わりに、少しでも外の風を入れようと窓を開けると高い湿度の空気が入ってジメジメ、そのあと窓を閉めても湿度が高い状態が続くので、それを下げようと思うと結局エアコンを使うか・除湿器に頼ることになります。
部屋であればまだそれでも良いのですが、それ以外の廊下や水回りの方が問題です。その中でも一番乾きにくいのが浴室ですよね。浴室暖房換気乾燥機がついていればそれで乾かせますが、高価な機械でもありどの家にもあるものでもありません。
浴室だけでなく脱衣室も含めて水回り部分の湿気・カビの悩みはとても多く、それを解決するために除湿器を置いておられる家が多いようです。でも、エアコンをつけずに暑いのを我慢しているのに、こういう除湿器で電気代がかかるのももったいない話です。

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ところが、本物の木の家ではそういう苦労はありません。それどころか、梅雨時期でも浴室の換気扇さえも使っていません。本物の木の家であれば、電気代のかからない自然の除湿があります。自然の除湿とは、木の呼吸(調湿作用)のことです。
前回書いた「浴室の換気扇は使いません。」は冬のわが家の体験談をご報告しました。(読んでおられない方は、こちらをお読み下さい。)
それでお分かりのように、冬の場合は木による自然の除湿効果に加えて暖房による乾きやすさも含まれますが、梅雨の時期こそ木による自然の除湿効果だけです。
使い方は、前回の冬と同じです。浴室を使った後は、浴室の戸は開け放し、そして脱衣室と廊下の間の戸も開け放しにすることで、脱衣室・廊下にある木が呼吸(調湿)してくれます。
わが家が完成して半年経ちましたが、1年目は木が最初から持っている水分が残っているため、数年経った家と比べて湿度が少し高いことが分かりました。状況によって違いますが、5〜10%位は高いようです。
それでも、浴室の換気扇を使わなくても浴室が乾きます。おまけに、雨の日は脱衣室に洗濯物が干してあります。そこにたくさん干している訳ではありませんが、脱衣室・廊下・部屋にも干しています。
機械に頼らなくても、その洗濯物も乾きます。乾き具合は冬の方が早いですが、梅雨でも除湿器を使う必要はありません。
本物の木の家に住まれたお客様から、洗濯物は一年中よく乾くという話は何人もの方からお聞きしていましたが、実際に自分が本物の木の家に住んでみてそれがよく分かりました。
2年目以降は、もう少し湿度が下がってより乾きやすくなるのでしょう。5〜10%低いとだいぶ違いますので。

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これは、体験しないと信じられない話かもしれません。でも、木の呼吸(調湿作用)=自然の除湿・加湿はこれだけ凄いのです。
家の中で一番湿度が高くなる水回り(浴室・脱衣室)でさえ、自然の除湿があるおかげで機械に頼らなくても良いのですから、その他の部分・リビングなど部屋ならなおさらです。(うちじゅう同じつくり方で、うちじゅうに自然の除湿効果がある。)
自然の除湿が無い家では、うちじゅうに何台も除湿器を置かなくてはいけません。そんなこと出来ない・・・ようですが、各部屋にエアコンがあって水回りには除湿器が置いてある。結局そうしているんですね。うちじゅう機械に頼って、除湿しているのです。
湿度が高い・低いで、カビの発生・食べものが腐りやすいなどの心配は、大違いです。
家全体が、自然の除湿で湿度を低くしてくれる家と、機械を動かしていないと湿度が高い家とでは、健康に影響する度合いがだいぶ違うと思われませんか?

※写真の家は、わが家の脱衣室ではなく、お客様の家の脱衣室。
posted by kusano at 19:01| Comment(0) | 木の家の住み心地を検証する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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