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2014年05月08日

家の臭いが・・・

「木の家の住み心地を検証する」で、家族の証言シリーズです。
家の臭いが・・・、と妻が言いました。新しいわが家の臭いのことではありません。
妻がある家にお邪魔した時のこと、その家の中の変な臭いがとても気になったそうです。(いわゆる建材や接着剤などから出ている臭いのことです。)
しかも、お天気で暖かく窓を開けてあるのにも関わらず、とても気になるほど臭ったことにビックリしたようで、そういう臭いって凄いんだねと言う話でした。
木の家と呼ばれていても、いわゆる建材を使った家で新築して1〜2年ほどの家だそうです。

本物の木の家に住むと、住み始めた当初は木の匂いが分かっても、そのうち段々と分からなくなってきます。(木の匂いとは、家の中はうちじゅう杉が使ってありますので杉の匂いです。)
私自身は、お客様の家でこういう家(現場)ばかりなので、だいぶ以前からその匂いが分からなくなっています。
住んでいる人は段々分からなくなっていくので、自分の家の木の匂いが薄くなったか無くなったかと思うのですが、訪ねてこられる方に木の匂いが良いですねと言われることで、まだ木の匂いはしているんだと思うようになります。
かと言って匂いに鈍感になったわけではなく、嗅ぎ慣れているいつもの匂いが当たり前になってしまい、その他の特に変な臭いには敏感になるようです。
まだ前の家に住んでいた頃の話ですが、私は仕事で現場に行ってきた日は体(衣服)に木の匂いが付いているので、妻は今日は現場に行ってきたんだなと分かったそうです。
そんな少しの木の匂いでも分かったのが、本物の木の家に住んで5ヶ月近くたち木の匂いが当たり前になって、その匂いがだいぶ分からなくなってきているようです。当たり前でない変な臭いを敏感に感じたのでしょう。

変な臭いというのは誰でも敏感だと思うのですが、家といういつも当たり前に毎日嗅ぐ匂いだと、それが分からなくなってしまうのでしょうか。
これも私が前に住んでいた家の話ですが、20年ほど前に家を増築しました。その当時ですから建材を使った部屋だったのですが、出来た直後でも特に変な臭いがするとは感じませんでした。
しかし、昔の建材ですから確実に変な臭いがしていたはずです。(今の建材は昔の物と比べるとずいぶん少なくなりましたが、全く無いわけでなく少なくなったということです。)
年月が経つと建材から出る臭いが無くなると言いますが、むしろ年月が経ってからその増築した部屋の臭いが気になりだし、10年・15年経ってもその部屋に入るたびに、少し変な臭いするなと思いながら生活していました。
今思えば、現場で杉の香りを嗅ぐのが当たり前になってきたことによって、その部屋の臭いを感じるようになっていたのかも知れません。

杉の香りには、落ち着きの効果・安眠効果などあります。
毎日当たり前に嗅ぐ匂いは、健康に住める(体に良い)匂いのする家にして頂きたいと思います。
posted by kusano at 18:23| Comment(0) | 木の家の住み心地を検証する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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