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2014年02月27日

キッチン作業台・小物入れ

木の家に合う家具って難しいですよね。
家具屋さんにも本物の木でつくった家具は売っていますが、なかなかこれといったものを見つけにくいです。
家に使ってある木(樹種)・塗装の色と、家具屋さんに売っているものと揃えようと思っても無理ですし、家の造り方・デザインと、家具のデザインを合わせるのも難しいです。
結局は、似たような色のものを買うか、樹種・塗装の色・デザインを関係なしに買うしかありません。
もちろん無理に揃える必要もないのですが、もし揃えたいと思われる方がいらっしゃるとすれば、家に使った木を使って家具を造ることをおすすめします。
木に塗装してある場合はそれも揃えた方が良いですが、ここでご紹介する家具には塗装をしてありません。
以前は、家の中の木にも塗装していましたが、色艶の良い天然乾燥材を使うようになってから塗装をしなくなりました。塗らなくても十分綺麗ですし、塗装代を省くこともできるからです。
塗装代もそうですが、造ってもらう家具を安く・ローコストにという意味では、家具屋さんに造ってもらうより大工さんに造ってもらう方が安くできます。
現場に大工さんがいるのですから、家を建ててもらうついでに家具も造ってもらいましょう。(ただ、大工さんなら誰でもという訳でもないと思いますので聞いてみて下さい。)
実際には、現場が始まってから大工さんに頼んでいるのではなく、打合せ段階からお客様のご要望をお聞きして設計図面に家具まで書いています。ですから、工事金額の中に家具代もちゃんと含まれています。
前置きが長くなってしまいましたが、今までお客様のご要望に応じて、いろいろな家具や造り付けなどをつくてきました。
今までは現場写真や完成写真の中で見ていただいていましたが、新しいカテゴリ「木の家具・造り付け」としてご紹介していきたいと思います。
今日は、まずわが家のキッチンから。

s-DSF_2024w.jpg

1枚目の写真を見ていただきますと、流し台そのものはシステムキッチンで、その上に大工さんが造り付けた小物入れがあり、流し台の手前にあるのは作業台です。
これらは、すべて厚さ3cmの杉板で造ってあります。天井板・野地板で使う板がこの3cmの板で、それと同じ板です。写真を見ていただいて、木の色が柱や床板と揃っていると思われませんか。
流し台そのものもこの板で造る木の流し台でも良かったのですが、キッチンの主であるお施主様(嫁さん)はシステムキッチンの方が良かったようです。結局、わが家のキッチンでは小物入れと作業台を大工さんに造ってもらいました。
流し台の上には、小物入れとして木の箱が2つあって、上の横に長いのは壁から飛び出す形で取り付けてあるのですが、下の幅の短いのは壁から飛び出さないように埋め込んであります。
上の横長の箱は、吊戸棚の代わりみたいなものです。一般的な吊戸棚では高い所まで手が届かないし、最近では可動式で下に下がる吊戸棚もありますが、値段も上がるし壊れることもあるかも・・・ということでやめたようです。
そういう吊戸棚よりも、流し台の上の壁面に木の箱を造ることによって、白い壁に木の色をアクセントにしたという感じです。
流し台の手前にあるのが作業台ですが、1枚目の写真では作業台の背中が見えています。その反対側が、2枚目の写真です。

s-DSF_2051w.jpg

ご覧のように、いろいろ収納できるように造ってあり、その仕切りも含めてすべて厚さ3cmの板で造ってあります。電子レンジやオーブンを入れるところ、ゴミ箱をおくところ、その他ランダムに仕切ってありますが、どこに何を入れるか・それにはどのカゴを使うか決めて、それぞれの寸法が決まったようです。
同じようなキッチンカウンター・作業台を今までいくつも造ってきましたが、何を置くかどう使うかは人それぞれですから造り方はいろいろです。
自分の使いやすいように・自分の好きなデザインで造るオーダーメイドでありながら、木の色が部屋に合う、そして家具屋さんで買う・造ってもらうよりもとても安く造ることができるのです。
こんな家具は、いかがでしょうか。
今まで造った家具も、いろいろご紹介していきますね。
posted by kusano at 17:51| Comment(0) | 木の家具・造り付け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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