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2012年11月22日

北代の家 「LDKその2」

前回は、リビング・ダイニング・キッチン全体のご紹介をしました。
真ん中部分に吹抜けがあって、タタミコーナーもあるリビングでしたね。今日は、そのタタミコーナーの部分をピックアップしましょう。
タタミが敷いてある一角は、8帖分の広さ。その中の6帖分にタタミが敷いてあります。(半帖の大きさのタタミなので、12枚敷いてある。)
残り2帖分に、大工さんが造り付けたテレビ台・収納があります。

s-dsc_8103w.jpg

1枚目と2枚目の写真では、タタミコーナーの横にある戸を開けてありますので、廊下があるのがお分かりいただけますでしょうか。
その戸を閉めると、3枚目の写真になります。この戸は、どちらか半分だけが開く引違い戸でなく、2枚の戸が全開する引込み戸になっています。
廊下の所でも書きましたが、冬以外は開けておられることが多いですね。
ところでこのタタミコーナー、普通の家と違う部分があることにお気づきでしょうか。
それは、写真に見える廊下から歩いてきてリビングに行こうとするときに・・・、タタミの上をスリッパで歩かなければいけません。
あるいは、廊下用のスリッパがあって、タタミコーナーの手前でそれを脱いで、タタミの上を裸足てあるいてからまたリビング用のスリッパを履く?
まさか、そんな面倒なことはしませんし、タタミの上をスリッパで歩くこともしません。これは、スリッパを履くという前提の場合ですね。

s-dsc_8124w.jpg

そうです、この家では(他の家でも)スリッパを履きません。もちろん、冬でも裸足です。
本物の木の板ですから、合板フローリングに比べれば温かいですが、それでも冬は裸足では・・・という方もおられると思います。
この家では、床暖房がしてあるので、真冬でもうちじゅう裸足で歩けるという訳です。
裸足で歩くと床やタタミが汚れると思っておられる方もいらっしゃいますが、スリッパでも汚れます。
スリッパを履いていると、落ちているゴミや砂また少量の液体などに気づきません。気づかずに、スリッパの裏であちこち汚しています。
裸足で踏むと、小さなゴミでもほんのわずかな液体でも気づきますよね。そして、そのゴミを取ったり濡れているところを拭きます。(こういう家に住むと、そうなります。)

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そういうこともあるのですが、家をきれいにするためにスリッパを使わないのではなく、本物の木の良さを足の裏で体感するために、一年中裸足で歩くのです。
また、床暖房=輻射熱であることをご存知の方も多いと思いますが、最大の良さは放射+伝導で温かさを得ることです。
つまり、放射(輻射熱)の温かさだけでなく、伝導(直接触れる)による温かさを感じることです。
それは、床暖房してある床の上を裸足で歩くことであり、寝っころがって温かいのも輻射熱+熱伝導による温かさなのです。
床暖房は別にしても、本物の木の床にされるのなら、一年中裸足で木の良さを味わっていただきたいと思います。
そうすることにより、住まい手も心地良い生活ができるし、木もそういう風に使ってくれた方が喜んでいるのではないでしょうか。
ということで、うちじゅう裸足で歩くことを前提として、こんな風にタタミコーナーを設けてあるというご紹介でした。
posted by kusano at 18:17| Comment(0) | 完成した家「北代の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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