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2012年06月15日

北代の家 「物置」

今日の部屋は・・・、(タイトルに書いてありますが)1枚目の写真をパッと見ただけでは分からないと思います。
それは、どの部屋も同じ造り方になっていますし、床・壁・天井などの仕上げもほぼ同じですから。
リビングだから本物の木が使って、そうでない廊下や物置は建材で・・・、という風にはしてありません。
リビングであろうが物置であろうが、構造材(柱・梁)もちゃんと見えますし、床板・腰板・天井板などもすべて本物の木なのです。

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なぜなら、気候風土に合った丈夫で長持ちする家の造り方をしているからです。
本物の木には良いところがたくさんありますが、その中でも特に呼吸(調湿効果)があげられます。
それによって、湿度をコントロールしてくれますので、今の梅雨時期は湿気を吸ってくれています。
リビングや寝室・子供室など、いる時間が長い部屋は本物の木を使って当たり前ですが、廊下や特に戸の開け閉めの少ない物置なども湿気がこもりやすいので、こういう所こそ本物の木で呼吸してもらいたいものですよね。

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1枚目の写真は、廊下の戸を開けると物置がこういう風に見えます。この物置の広さは、なんと10帖もあります。(この母屋に住む若夫婦だけでなく離れに住むご家族も含めた物置)
写真左にある壁が出ているので、その向こう(部屋の左側)部分が見えにくいですが、その壁の延長線上(写真中央付近)にも壁が飛び出していますよね。
物置ですから、ここに壁が飛び出していても差支えないのですが、この壁はちやんとした耐力壁であり、この真上(2階)にも耐力壁があるので1・2階同じ位置に耐力壁を設けているというわけです。
この耐力壁のラインより向こう側が6帖あり、手前側が4帖の広さがあります。
2枚目の写真は、その6帖分のスペースがこういう風になっています、左側が造り付けの棚になっていて、右側部分には前から持っておられるいくつもあるタンスをここに並べるために広いスペースにしてあるのです。

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3枚目の写真の右側に見えるのは、2枚目の写真の左側にあった棚です。写真の左半分が、4帖分のスペースになります。中央付近にチラッと見えている戸の向こうが廊下。
これらの造り付けの棚板も、すべて本物の木です。
この部屋の床・壁・天井と棚板に建材を使ってあるのと、本物の木を使ってあるのとでは、先ほどの意味で大違いです。
除湿器やエアコンに頼る前に、まずは気候風土に合った家づくりをすることが、省エネにも環境にも住まい手にも優しいのです。
posted by kusano at 17:11| Comment(0) | 完成した家「北代の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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