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2011年05月13日

苗加の家 「玄関ホール」

この家はリビングからスタートして、1階から2階へと順に前回の子供スペースで一通り見ていただきました。最後に1階に戻って、玄関ホールです。
1枚目の写真は、玄関のドアを開けて中(玄関とホール)を見ると、こんな感じです。

s-DSC_7685s.jpg

写真の左側に木の戸がありますが、ここは下足入れです。引違いの戸なので左右2枚の戸になっていますが、左の戸を開けると一般的な奥行(約45cm)の下足入れがあります。右の戸を開けると、その倍の奥行(約90cm)の下足入れになっているのです。
一般的なところには靴など1重に、奥行が倍あるところは手前と奥という風に2重に靴などを収納できるようにしてあります。あまり使わないものやシーズンオフの靴などは、奥に置いておくというわけですね。
玄関から上がったホールのところにも木の建具が(この戸は両開き)が見えますね。こちらは、コートなどを収納してできるように、また小物などを置けるように棚も取り付けてあります。
照明器具をつけて写真を写していますので、壁や天井に器具のクリスタルガラスの模様が映っています。

s-DSC_7679s.jpg

2枚目の写真は1枚目と逆で、ホールから玄関側を見たものです。
木の玄関ドアが見えますね。このドアの上部に可愛らしい小さなガラスがはめ込まれていますが、このガラスも以前にご紹介したチェックガラスです。
ガラスの大きさが大きくても小さくても、ガラスがはめ込まれている木製建具は、すべてチェックガラスで統一してあるのです。この家の奥様のこだわりなのです。
玄関ならではの、こだわりもありました。玄関ドアの左に見えている木の箱です。もうお分かりだと思いますが、郵便受けの箱です。
せっかくなので、アップの写真も。3枚目の写真は、玄関の内側です。郵便物を取り出すときには、こういう風に戸を開けます。

s-DSCN0897.jpg

4枚目の写真は、玄関の外側。箱の上部にある板を持ち上げて、郵便物を入れる形式になっています。
玄関の外側に既製品の金属製のポスト口を取り付け、その内側に木の受箱を造り付けるパターンはよくありますが、このような形式で内外とも全部木で大工さんに造ってもらったのは初めてです。使った木は、もちろん構造材や床・天井板と同じ山の木。
3枚目と4枚目の写真では、郵便受けの木の色が違って見えますが、実際には、玄関の外側部分であっても木には塗装も何もしてありません。天然乾燥された赤身の板そのままなのです。
ただ外部の場合は、内部よりも木の変化が速いので、完成時に写した4枚目の写真は、既に内部の赤身の色よりも黄色くなっています。

s-DSCN0898.jpg

こういう風に塗装をしていないのは、郵便受けだけでなく玄関ドアもそうですし、家の内部も外部であっても木の部分には塗装はしてありません。
4枚目の写真で、黒(こげ茶)色をしているのは外壁の板ですが、黒い塗装をしたのではなく、焼杉板を使ってあるので黒いのです。
木のことを理解し、木の良さを活かすことを重視して家づくりされたお客様の家でした。
見せて下さったお客様、ありがとうございました。
posted by kusano at 19:59| Comment(0) | 完成した家「苗加の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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