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2011年01月26日

下新町の家 「LDK その5」

前回は、ダイニングキッチンをご紹介しました。
そこには、家の構造材・板材と同じ山の木で造ったダイニングテーブルや、造り付けのキッチン・収納がありましたね。前回に紹介しきれなかった部分を見ていただきたいと思います。
1枚目の写真は、大工さんに造ってもらったダイニングテーブルとベンチです。前回の写真にも写っていましたが、もう少しアップの写真を。

s-DSCN6194s.jpg

テーブルの天板が分厚いですね。厚さ12cmの板です。リビングテーブルもこれと同じ板でした。テーブルの脚は、柱材を使っています。4寸(12cm)角の柱です。脚と脚をつないでいる材料も同じ柱材。
ベンチの板は、3cmの板。屋根の野地板や床板に使っている板です。板の下の縦方向の材料は梁材、その下の横方向の材料は柱材で造ってあります。
家具屋さんのテーブルやベンチと比べると、材料が厚くて太いですね。家具屋さんの場合は、建材などを使うことによって薄い細い材料で造ることができるからです。

s-DSCN6254s.jpg

こういう風に家具や造り付け部分を造るのは、うちじゅうの木を同じ山の木でつくる、家に使った構造材や板材の切れ端などを有効利用するというのが目的なのです。
でも、この分厚い天板のテーブルなら脚が細くてもおかしいですから、この位の脚の方が良いですね。(あくまでも、お客様の好みに合わせて造りますので、もう少し薄い天板と細い足で造ることも可能です。)
2枚目の写真は、大工さんが造った造り付けキッチン。キッチンでも、料理をする時に立つ場所は向こう側であり、こちらはダイニング側です。
前回の写真ではついていなかったのですが、このダイニング側キッチン下部に間接照明があるのです。その間接照明をつけるとこんな風になります。間接照明だけではありません。こちら(ダイニング)側は、収納になっているのです。

s-DSCN6255s.jpg

戸を開けたのが、3枚目の写真です。こちら側の収納はさほど深くありませんが、小物などを入れておく収納です。この戸は、以前にもご紹介したリビングの地袋の戸と一緒ですね。襖紙が貼られた襖戸です。
これはまだ書いていませんでしたが、この襖戸に戸を開けるときに持つ取っ手がついていませんね。実は、わざとつけてないのです。戸に見えないようにするためだったのです。
では、どこを持って開け閉めするのかといいますと、戸の上の厚みの部分に掘り込みがしてあって、その部分に指先を入れるのです。実際には、この戸は軽いのでその掘り込み部分でなくても、戸の厚み部分に指をかけるだけで開け閉めできます。
造り付けキッチンで、肝心なキッチン側はどういう風に造ってあるのかといいますと・・・その辺は、次回に。
posted by kusano at 18:18| Comment(0) | 完成した家「下新町の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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