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2010年12月24日

苗加の家 「階段」

こちらの家、今日は階段です。1枚目の写真は、LDKを見ていただいたときにも写っていましたね。
1階から上がるときは、ここからです。階段のすぐ左にある両開きの戸の奥は、階段下収納になっています。
2枚目の写真は、2階ホールから見た階段です。

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お分かりのように、階段の材料(踏板・け込板・側桁・手摺)もすべて本物の木で造ってあります。もちろん、うちじゅうの木がすべて同じ山の木です。そして、階段材も天然乾燥された木です。
最近の家では、階段の材料は建材・集成材で、なおかつ工場ですべて加工されたものが現場に運ばれてきます。現場の大工さんは、それを組み立てれば出来上がってしまいます。
この家の階段材は、加工どころか丸太を引き割っただけの粗削り状態の板が運ばれてくるだけです。その板を削ることから始まって、大きな板から必要な大きさの板に墨付け・切断・刻みという順に仕上ていくのです。

s-DSC_7661t.jpg

本物の木の階段は、もちろん見た目も良いですが、足ざわりがとても良いです。夏はサラサラ、冬も冷たくなくあたたかいです。
この家もうちじゅう床暖房してありますので、1年じゅう裸足で生活しておられます。階段だけ足ざわりが良くない・冷たいというのでは困ります。階段も、気持ちの良い本物の木なので、冬でもうちじゅうスリッパなしです。
2枚目の写真で階段のすぐ右にある短い柱を上からアップで写したのが、3枚目の写真です。

s-DSCN0906.jpg

年輪を数えられそうですね。それにしても、年輪が細かいでしょう。赤身の部分は、まだ数えやすいですが、白太部分はかなり細かくて、特に端っこの方は虫眼鏡で見ないと分からないほどです。
こういう風(年輪が詰まる)に育つ山の木なのです。杉ならみんな同じなのではなく、山の地形や土壌そして気候などで違いますので、地域・山によってさまざまです。これだけ年輪が細かい木なので、強度的にも一般的な杉より強いのです。(強度実験でも実証済みです。)
強度があって、木の良い成分がちゃんと残る天然乾燥された木を、適材適所に(うちじゅうに)使ってある・・・本物の木の家なのです。
posted by kusano at 17:41| Comment(0) | 完成した家「苗加の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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