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2010年12月07日

伐採ツアー

今日は、山で行われた伐採ツアーをご紹介しましょう。木を用意してくれている山では、春に植林ツアー、秋には伐採ツアーが行われます。

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以前に、この山の木を使って家を建てられたお客様が、このツアーに行って来られたのです。わが家に、この山の木を使わせてもらった御礼の意味も含めてのツアーの参加です。(私も同行しようと思ったのですが、都合で行けませんでした。)
行って来られた後に、その様子などを聞いてみました。(伐採した直後の木の切り口はどんな感じ?、伐採した木の樹齢は?、伐採を間近で見られた感想は?)
お客様からの返答を、下記に抜粋して掲載させていただきます。

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「伐採したのは3本で、切り旬以外の時期に伐採すれば違うのかもしれませんが、切り口は湿っている程度で、切った直後でも水がしみ出すことも無く、濡れているようには感じませんでした。
伐採直後に触った感じは、柔らかく感じます。木の材料と言うより、美味しそうなバームクーヘンのようなケーキに近い感じがします。
年輪は、芯の部分は数えやすいのですが、周辺部に行くと目が細かくなって数えにくくなります。95まで数えることができましたが、樹齢はもう少しあると思います。

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そばで見ていると、一本の木を伐採するまでにいろんなが準備されます。伐採した木が下に落ちていかないようにワイヤーを使うことがあって、ワイヤーが木の肌に当たって皮が剥けないように枝を使って保護したり、前に倒した株に伐採する木が当たると折れてしまうことがあるので、切り株を斜めに切断して倒れてきた木が当たっても木が傷まないようにするなど、木をとても大切に扱っている様子に驚きました。
あと、他の枝に掛からないようにとか、岩に当たらないようになど条件が重なるので、一本の杉の木を倒すことができる隙間は意外と狭く、狙った場所に正確に倒れていく様子にも驚きました。
100年育てて、伐採するときに粗雑には扱えない! そばで伐採作業を見ていて自然にそのように感じました。」以上、お客様のご報告より。

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ご報告いただきましたお客様、ありがとうございました。また写真をブログに使わせていただきまして、ありがとうございました。
100年前に植えて、100年間も手間暇かけて育て、そしてようやく伐採という時にも、傷つけないよう細心の注意を払って、という苦労まであるのですね。この山の林業家が、木のことを自分の子供のように思っている気持ちがよく分かりました。
こういう苦労に報いるためにも、木を大切に。木の家を建てたら、家族のように大事に長く使ってあげましょうね。
posted by kusano at 20:31| Comment(0) | 植林・伐採ツアー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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