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2016年09月25日

秋の長雨でも快適な木の家

昨日・今日の富山は、晴れ時々曇りで久しぶりに青空も見ることができました。
その前の6日間(9月18日〜23日)は、秋雨前線に台風16号の影響も加わって、ほとんど雨ばかりでした。
ちなみに、18日の平均湿度が98%、19日は87%、20日91%、21日81%、22日96%、23日97%で、この6日間の平均湿度は約92%。
富山は年間平均湿度の高さが全国1位なのですが、それでもこれだけ高い湿度が続くのも、梅雨でもあまりないことです。

こういう状態が続くと、家の中の湿度も上りジメジメして不快です。そして、洗濯物を家の中で干しても乾かない・・・というのが普通の(呼吸しない)家の悩みだと思います。
でも、本物の木の家(呼吸する家)ならば、そういう悩みは不要です。

本物の木の家でも外の影響を受けて家の中の湿度も少しづつ上りますが、木の呼吸(調湿)のおかげで上がる度合が少ないのが特徴です。
つまり、呼吸しない家は外から入る湿気がそのまま湿度計の数字に表れるのに対して、呼吸する家は調湿されるぶんその上がり方が少ないということです。
ただ体感的には、急激な湿度変化(湿度の低い部屋から高い部屋に移動した時など)は分かりやすいでしょうが、少しづつ上がるので呼吸しない家であっても分かりにくいです。
それに対して体感的にはっきり分りやすいのは、手足で触れる部分です。
呼吸しない合板フローリングやテーブルなどを手足で触れるとベタベタするので、それだけで不快に感じます。
本物の木の床板ですと裸足で歩いてもサラサラしていますし、部屋の湿度が上がったとしても同じくサラサラです。(テーブルなども本物の木なのでサラサラ)
手足で触れるところがみんなそうなので、どこを歩いても手で触ってもサラサラしているところが、普通の家と大きく違う部分だと言えます。

室内干しの洗濯物が、除湿器や乾燥機に頼らなくても乾くのは梅雨の時期でもそうなのですが、今回のような状況であっても同じです。
家の中の湿度で言いますと、この6日間のあいだに一度だけ湿度計の数字が70%になりました。それは、洗濯物を干してしばらくしてからです。洗濯物の湿気が出てその頃一番高くなりますが、だんだん洗濯物が乾いていくと、湿度計の数字がまた下がっていきます。
わが家で、家の中の湿度が70%を超えるのは一年の間であるかないかという程度です。(今回のように高い湿度が何日か続いた時だけ。)
70%あるというと、高いと思われるか低いと思われるか分かりませんが、この高そうな数字であっても(除湿器や乾燥機に頼ることなく)洗濯物が乾くのです。
この辺が呼吸する家の、なおかつ本物の木の家ならではの調湿性能なのです。

s-DSCP4200w.jpg

写真は、わが家の温湿度計です。雨が降り続いた6日目の23日の夕方です。
1枚目の写真が外の温湿度を示しています。外の湿度は91%あります。
2枚目の写真が、リビングの温湿度。(6日間とも家の中で洗濯物を乾かしました。)
朝に洗濯物を干してしばらくした頃69%ほどあった湿度が、夕方には洗濯物もだいぶ乾いて66%台になっています。

s-DSCP4203w.jpg

こんな風に、ジメジメ・ベタベタという不快感を感じることがなく、洗濯物が乾かなくて困ることもない家です。
それだけでなく、もっと大事なことがあります。
カビが生えにくい(ダニが発生しにくい)ので、体に良い・健康に良い・食べ物に良い・家そのものにも良い。
おまけに、除湿器や乾燥機などは不要なので、そういう物を買う必要もないですしその電気代もかかりません。(本来の省エネは、こうあるべきです。)

梅雨・夏蒸し暑い・秋の長雨がある日本(その中でも特に富山は湿度が高い)です。健康に住める住まいとして、湿度のことを考えた家づくりをすることが必要不可欠なのです。

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posted by kusano at 17:11| Comment(0) | 木の家の住み心地を検証する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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