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2016年07月23日

木の家のにおい

本物の木の家は、木の香りがとても良く・・・という話はありきたりなので、そういう話は後回しにして今回は「生活の臭いはどうなのか?」についてご紹介しましょう。
生活の臭いもいろいろありますが、梅雨時期ですと家の中に洗濯物を干すことが多くなり、洗濯物の臭いが気になるという家も少なくないようです。本物の木の家で洗濯物の臭いはするのか?

本物の木の家は、木の呼吸のおかげで除湿器やエアコンを使わなくても、室内干しした洗濯物が乾きます。もちろん、梅雨時期でもそうです。(過去の記事:梅雨でも洗濯物が乾く家 )
本物の木の家に住んでおられるお客様の中には、梅雨時期だけでなく一年じゅう洗濯物を家の中に干しておられる家もあります。
そうご説明すると、洗濯物の臭いは大丈夫なのか?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
実際のところ、どうなのでしょうか?

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一年じゅう家の中に干しておられる家では、洗濯物の臭いが気になることはないそうです。
わが家の場合は、雨の日と冬の間は家の中に洗濯物を干しているのですが、同じように洗濯物の臭いが気になったことはありません。
部屋干しで気になる洗濯物の臭いの原因となるのは、雑菌によって生成される臭いの物質です。
洗い終わった洗濯物にも雑菌がついていて、乾く時間が長ければ長いほど菌がたくさん繁殖してしまいます。(そのために部屋干し用洗剤という物がありますが、お客様の家もわが家でもそういう洗剤は使っていません。)
除湿器など機械を使わないと乾かない家と、除湿器なしでも乾く家との違いは、洗濯物が乾く時間です。
機械がないと乾かない家で、除湿器なしで洗濯物を乾かそうと思うととても時間がかかりますし、除湿器を使ってもなかなか乾きにくいようです。それは乾かす能力の問題で、それが足りないと時間がかかります。(だからといって、早く乾かすために除湿器を何台も買うわけにもいきません。)

機械に頼らなくても良い本物の木の家では、乾燥した季節と同じように梅雨時期でもあっという間に乾くわけではありませんが、それでも(梅雨時期でも)除湿器など機械をまったく使わないでも洗濯物が乾くのですから、これが本物の木の家の呼吸(調湿)の能力です。
こうした木の良さがちゃんと発揮されるようにつくる本物の木の家は・・・、洗濯物を部屋干ししても臭いが気になることはありません。
雨の日や梅雨時期でも、安心して家の中で洗濯物を干していただける家なのです。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 19:10| Comment(0) | 木の家の住み心地を検証する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月06日

木の物干し掛け

家を建てるときに、大工さんに一緒につくってもらう木の小物を紹介するコーナー。
前回は 木のタオル掛け をご覧いただきました。今回は、物干し掛けです。
物干し掛けは、バルコニーやサンルームまた脱衣室など洗濯物を干すところに取り付ける物で、金属製または樹脂製の物が一般的です。
しかし、木の家にはそういう物は似合いません。物干し掛けも、木でつくりたいですよね。

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1〜3枚目の写真をご覧いただきますと、木の物干し掛けとしてはどの家も形状はほぼ同じです。物干し竿を通すための穴の数が違いますね。
これらは固定してあるのではなく、掛けたい場所に動かせるようにしてあります。写真のように、家の中にある梁にかけておくことができる物干し掛けなのです。

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1枚目の写真、この家ではリビングと座敷の横にある縁側にかけてあります。こちらのお宅で、初めてこの形式の物干し掛けをつくりました。縁側に洗濯物を干したいので、物干し掛けをつくってほしいと要望があったのです。
ここに、金属製の物干し金物があってはおかしいので、木でつくりました。それ以降のお宅では、うちもその物干し掛けをつくってほしい・・・と。

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2枚目の写真は、リビングダイニングの部屋にある梁にかけてあります。
3枚目の写真は、この部屋はサンルームです。一般的によくあるアルミ製のサンルームではなく、家と一体の木造のサンルームです。

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4枚目の写真は、1〜3枚目までと違う形式で、壁に固定してある物干し掛けです。写真では少し見えにくいですが、壁に竿をかける板が取り付けてあるのです。
この場所的はどこかといいますと、リビングの上の吹抜部分に設けた物干しスペースです。写真は、1階のリビングに立って物干しスペースを撮影しています。ご覧のように、竹の物干し竿を使っておられるところがまた良いですね。

サンルームだけは、独立した洗濯物を干す部屋になりますが、残りはリビングや縁側など部屋の中に干してあります。本物の木の家は、一年じゅう洗濯物がよく乾きますので、梅雨でも除湿器など機械に頼らなくても、(外で雨が降っていても)家の中に洗濯物を干しておけば乾きます。
(関連記事:梅雨でも洗濯物が乾く家
家の中ばかりかというとそうではなく、今日ご紹介したのは家の中で使う物干し掛けです。外用の物干し掛けもありますので、次回はそれをご紹介しましょう。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 15:51| Comment(0) | 木でつくる小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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