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2016年05月27日

鷹栖の家 「ダイニングキッチン」

前回、リビングを見ていただきました鷹栖の家、今回はリビングの隣にあるダイニングキッチンをご紹介しましょう。

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前回ご説明しましたように、この家はリビング・ダイニング・キッチンで1室なのではなく、リビングとその横の和室で開放的に使えるようにし、ダイニングキッチンを別のスペースとして使う間取りなのです。
1枚目の写真、正面に収納がありますね。この収納の向こうに、リビングがあります。収納の右に、リビングと和室がチラッと見えていますね。
この収納があることで、リビングとダイニングキッチンを仕切っていて、そしてこの収納はリビングからもダイニングキッチンからも使える収納にしてあります。

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2枚目の写真は、少し角度を変えて見てみますと、先ほどの収納は左側にあります。そのすぐ右の向こうには、和室(仏間)が見えていますね。そのまた右には、収納と出入りする戸があります。
この戸の向こうは、廊下です。この戸を開けて、廊下を横切りまっすぐ行くとトイレ、廊下を少し右に行くと洗面・脱衣・浴室があります。
それらはすでに紹介済みですが、キッチンとトイレや脱衣・浴室などの水回りを行ったり来たりする、つまり主婦の動線はコンパクトに短くなるように配置してあるというわけです。
その戸の左にある収納は、扉をつけずにオープンにされました。ダイニングキッチンの物を置かれる収納ですが、真ん中部分は炊飯器を置く棚で、炊飯器を置いたまま出し入れできるスライド形式の棚なのです。

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3枚目の写真、キッチンが見えますね。ダイニングとキッチンで1つのスペースですから、対面型ではなく壁付キッチンです。そして、この部屋の真ん中にダイニングテーブルを置いて食事をするのです。
リビングからダイニングキッチンに入ってくると、この3枚目の写真のように見えます。
間取りは、お客様の使い方やご要望によって様々です。この家のお客様は、こんなリビングとダイニングキッチンにされました。
こういう間取りの場合は、リビングや和室にお客様がいらっしゃっても、調理をしたり食事したりできますし、またリビングからキッチンが丸見え・・・ということがないですね。
さて、これでこの家の1階部分の紹介は終わりましたので、次回は2階に上がらせていただきましょう。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 18:41| Comment(0) | 完成した家「鷹栖の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

家づくりに参加する(つづき)

過去の記事に、 家づくりに参加する(前編)家づくりに参加する(後編) があります。本物の木の家を建てる際には、どのお客様にも少なからず家づくりに参加していただきます。
山の木を使って1軒の家が出来上がるまでには、長い年月と林業家や大工さんの苦労があります。それを知る、山のこと木のことを知っていただくための「家づくりに参加する」です。
過去の記事には、今日の写真にも出ておられるご家族がいろいろなところをたくさん見学・体験された様子をご紹介しました。後編の一番最後は、完成した家の床板に米ぬかワックスを塗る作業を行って、家づくりに参加の締めくくりとしました。
でも、このお客様の「家づくりに参加する」はまだ終わっていませんでした。

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今回は、そのつづきをご紹介しましょう。それは、山と林業家に御礼に行かれたことです。写真は、山で植林をしておられるところです。
家1軒分の材料を用意するためには、たくさんの木を伐採しなければいけません。その本数分全部植えるのは到底無理ですが、山に行って1本でも植えるということも山に対する御礼の一つですね。
そして、この山の木を使ったおかげで、「とても良い家が出来ました。」「とても快適で住み心地の良い家になりました。」と林業家たちに報告と御礼をされました。
山まで行ってそうしようと思うのは、御礼に行きたくなる木である、そういう家づくりであるということも大事なのです。
それは、この山ならでは(林業家のこだわり)の、本来木が持つ良さがちゃんと残っている木であること、大工さんがそれを活かすようにつくることで、住まいをされたお客様がその良さをちゃんと感じ取れる家だからなのです。
この山の木を使って良かったと、実感できる家であるということですね。

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この家のお客様は、前編・後編でもご紹介したようにたくさん家づくりに参加していただきましたので、この山の木のことをよく知っていらっしゃいます。
山の特徴・木の特徴や林業家のこだわりも、またこの山の木を使って家をつくると何が良いのか?・・・も。
そして、実際にできた家に住んでみたら、やっぱり(木の良さが体感で分かる)住み心地の良い家になった。だから、山へ御礼に行きたいとお客様の方から申し出があったのです。

なお、「家づくりに参加する」でご紹介した内容は、どのお客様もすべて同じように参加されているわけではありません。
あくまでも、お客様がご都合のいい時に行ける場所へ、なるべく多く参加していただいているものであります。お父さん・お母さんだけでなく、お子様も一緒に・・・。小さなお子様でも、親が言わなくても自分から手を出して木を触ったりするんですよ。子供でも、五感で感じとっているのです。
大事なことは、木の家を建てる・つくるということは、木を使った意味のある家にすることです。その意味が分かって体感できてこそ、木の家を建てて良かった・大事に長く使おうと思えるのです。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 17:51| Comment(0) | 家づくりに参加する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月16日

木のタオル掛け

今日は、前回より始まった新しいカテゴリ「木でつくる小物」です。
前回は 木のポスト をご覧いただきましたが、今回は木のタオル掛けをご紹介しましょう。

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1枚目の写真、この写真の場所はトイレです。便器の横にトイレカウンターがあって、そこに手洗器が設置してあるトイレなのです。手洗器の右側の壁に取り付けてあるのが、タオル掛けです。
タオル掛けというと、普通はタオルを掛ける部分が丸いパイプである物が多いのですが、このタオル掛けは板の切れ端を使っていますので、丸いパイプが見えません。ですから、説明しないとタオル掛けに見えないかもしれません。
2枚目の写真、これはパッと見てキッチンであるというのが分かりますよね。以前に、家具・造り付けでご紹介した木のキッチンです。

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木のキッチンをご紹介した時にはタオル掛けのことは説明しなかったのですが、実はこのキッチンに木のタオル掛けが取り付けてあるのです。
上記のトイレのタオル掛けと同じで、丸いパイプではなく板を使ってあるので、このタオル掛けこそご説明しないと分からないタオル掛けです。
分かりにくいので、写真に矢印を入れてあります。矢印の先のところに隙間があって、ここにタオルを掛けるのです。キッチンから出っ張っていないタオル掛けですね。

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さて、次にご紹介するのはちょっと変わりまして、板の切れ端を使ったタオル掛けでなく、写真を見ればすぐお分かりだと思いますが、流木を利用したタオル掛けです。
3枚目の写真、これもトイレの中の手洗器の横に取り付けてあるタオル掛けです。
4枚目の写真、ここは浴室の横の脱衣室です。そこに造り付けの洗面台があって、横の壁に流木を利用したタオル掛けがあるのがお分かりいただけますでしょうか。

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この2つの流木は、お客様が用意されたものです。川(?)で見つけてこられた物で、その流木を磨いたり洗ったりされたのもお客様です。それを大工さんにお願いして、写真のように取り付けてもらいました。
板の切れ端も流木も材料費はタダ!で、自分のお気に入りのタオル掛けをつくることができます。
切れ端・流木を有効利用するタオル掛けのご紹介でした。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 18:19| Comment(0) | 木でつくる小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月11日

浴室のお掃除

今日は、住まいのお手入れ・補修・工夫の話です。
浴室のお掃除というタイトルにしましたので、浴室の掃除方法やコツなどの話だと思われたかもしれません。実はそうではなく、浴室のお掃除はとても楽ですよという話です。
写真はわが家の浴室で、(わが家はこういうところにはお金をかけていませんので)とてもシンプルなユニットバスです。(換気扇は排気のみ)
完成してから2年5ヶ月経っている(今日撮影した写真)のですが、年月が経って少し汚れてきたなということもなく、(ちょっとは汚れているのでしょうが)新築直後とあまり変わっていないような感じです。
ユニットバスというとすぐ水垢がついたりカビが生えたり、それを放っておくと取るのが大変なようです。そうならないように、細目に掃除をすることと、なるべく換気扇を動かして乾燥させることが大事です。

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わが家の浴室があまり汚れないというのは、一生懸命掃除して・いつも換気扇を回しているから・・・ではありません。むしろその逆で、掃除もほとんどしていませんし、換気扇もほとんど使っていません。
過去の記事に、「浴室の換気扇は使いません。」「浴室の換気扇は使いません。その2」があります。読んでおられない方は、ぜひお読み下さい。
わが家が完成してから1年間は、この2つの記事に書いたように浴室の換気扇は使いませんでした。それ以降は、入浴中に(家族のうち使いたい人だけ)換気扇を動かしていますが、家族全員入浴が終わると換気扇を止めてしまいます。
過去の2つの記事にあるように、(冬も梅雨時期も一年中)換気扇に頼らなくても浴室は乾きますので、それが汚れにくい(あまり掃除しなくても良い)ことにつながっているようです。
新しいわが家に入居して最初からこういう具合でしたので、ユニットバスは掃除が大変という感覚がありませんでした。

写真を見ていただきますと、浴室の壁や天井を拭くためのブラシが置いてありますね。このブラシは、新しいわが家に引っ越した直後に妻の知り合いが「このブラシ良いわよ。」と勧めてくれたブラシなのです。
じゃあ、この良いブラシで、一生懸命掃除しているかと言うとそうではありません。その反対で、このブラシ使ってるの?、使ってるとこ見たことないけど・・・と思いつつ2年5ヶ月が経ち、そういえば浴室あまり汚れてないなと思った次第です。
妻に確認しましたら、初めのころ少し使っただけでそのあと全然使っていないそうです。やはりこの壁と天井は、ほとんど掃除されてないのです。汚れた感じがしないので、そうなるのでしょう。(私もこの浴室を見ていて汚いから掃除した方が・・・とは思いませんので。)
もちろん壁・天井以外の、床や浴槽・カウンターや小物入の棚などは、また別です。浴槽の場合は、汚れ具合を見て掃除してからお湯を張りますが、その他の部分はそれでも1ヶ月に1回掃除しているのでしょうか?
とにかく、時間をかけて浴室の掃除をすることがほとんどないのです。

細かい話は別としまして、肝心なことは掃除が楽ですよということです。その理由は、このユニットバスが良いのではなく、過去の2つの記事に書いているように、本物の木の家だからです。
木の良さ(調湿効果)のおかげで、こういう水回りの部分が汚れにくい(カビも生えにくい)ので、掃除が楽なのです。
楽ってことも良いことなのですが、それ以上に大事なのは健康に良いですよね。
前に住んでいた家は、浴室・脱衣室がカビだらけでしたから・・・。
住まいとは、健康で住み心地良く暮らせることが、一番大事です。

掃除に関する過去の参考記事:木の床のお掃除

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 17:17| Comment(0) | 住まいのお手入れ・補修・工夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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