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2016年03月31日

キッチン収納

木の家具・造り付けを紹介するコーナー、前回は ダイニングテーブル を見ていただきました。今回は、キッチン収納です。
キッチン(流し台)本体は、システムキッチンにされる場合もありますし、前々回ご紹介したように大工さんにつくってもらう 木のキッチン にされた家もあります。
同じように収納部分も、いろいろです。今日は、収納部分を造り付けにされた実例をご覧いただきましょう。

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1枚目の写真、流し台本体はシステムキッチンで、背中側の収納を造り付けにされた例。カウンターは厚さ6センチの板を使用して、下部は両サイドに扉付きの収納とし真ん中部分はオープン。
天板の上部は、右側部分に食器を入れる戸棚を設置。残りの部分は電子レンジを置くところと作業スペースとして使われます。
2枚目の写真、こちらも収納部分のみ造り付け。左側の食器棚部分は床から180cmほどの高さがあります。その右側下部はすべてオープンで、上部は電子レンジ等キッチン家電を置くスペース。天板は、厚さ3cmの板でつくってあります。

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3枚目の写真、前々回ご紹介した木のキッチンが見えています。今日は、その背中側の収納部分をご覧下さい。たっぷりの収納スペースですね。
床から天井まで、高さにして約230cm。収納の幅全体では約350cmのうち、右から80cmほどが冷蔵庫スペースで、残りの270cmほどにご覧の通りたくさんの棚板が取り付けられています。
高いところは手が届きませんので、大工さんにつくってもらった脚立もあります。脚立も、わざわざ物置から持って来たりしなくても良いように、この収納の中に置く場所がちゃんとあるんですよ。(一番奥に出ている物は、流し台のキャスター付き収納箱です。それも出して写真を撮りました。)

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そして、脚立以外にもう一つ役目があるんです。その役目とは、椅子なのです。どういうことかと言いますと、棚部分を見ていただきますと流し台と同じ高さの棚だけ奥行きが深くつくってありますよね。この部分は、机でもあるのです。
ここにノートパソコンを置いて仕事や調べものなど・・・、またちょっとした作業をするスペースでもあります。その時に腰掛ける椅子としても使う脚立なのです。
おまけに、この収納のところに引戸がありますね。キッチンの作業が終わったら、また来客時にこの戸を閉めれば、この収納部分を隠せるようにしてあるのです。

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次の4枚目の写真にはキッチン本体が写っていませんが、ここはダイニングキッチンで部屋の真ん中にダイニングテーブルを置く形式です。写真の左上にある照明がテーブルの上にくる照明器具です。
そういう形式なので、部屋の周りに収納をつくりつけてあるのです。壁に収納を設置したということですね。写真正面の壁に、床から天井までそして幅270cmほどの収納。一部だけ扉がなくオープンなところで、家族みんなの携帯・スマホを充電するのだとか・・・。
写真右端にも収納がありますね。上だけ扉があって、真ん中部分と下部分はオープンですが、この真ん中部分は炊飯器を置くところなのです。その炊飯器を置く棚は、ご飯を入れる時に前に出てくるスライド形式の棚になっています。大工さんがつくる造り付けでも、こういうこともできるのです。
特にこういう収納部分というのは、家(お客様)によっていろいろなこだわりがありますね。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 19:39| Comment(0) | 木の家具・造り付け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月25日

北代の家 「寝室・クローゼット」

前回は、書斎をご紹介しました北代の家、今回は、寝室です。そして、寝室の隣にはクローゼットもありますので、一緒にご覧いただきましょう。

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1枚目の写真、この寝室は8帖でそれと別に押入が1帖分あります。写真左に見える戸の向こうに後からご紹介するクローゼットがあります。
写真右下に見えているのは、大工さんにつくってもらったテレビ台です。

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2枚目の写真、部屋の奥から廊下側方向を見たのがこの写真。戸が並んでいるのは、左側が押入の戸で右側の戸が廊下との出入り口。
天井は屋根なりの勾配天井なので、高さが高いぶん広々感じる部屋になっています。ロフト付きの部屋にする場合は、この高い部分(上の窓の下端)に床を張るころでロフトをつくることができます。
この寝室には、ロフトはいらないということでつくってありません。(次回ご紹介する子供室にはロフトがついていますので、ロフト付きとロフト無しを比べてみて下さい。)
では、隣のクローゼットを見てみましょう。

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3枚目の写真、このクローゼットは寝室からのみ出入りできる部屋であり、それ以外の部屋や廊下からは出入りできません。
ご夫婦2人分のクローゼットですが、広いんですよ。6帖のクローゼットです。ここにタンスなどを置くという使い方ではなく、自分たちが使いやすいように洋服を掛けておくところ、収納箱などを置く棚などを造り付けにされました。
洋服を掛けておくところは、真ん中の仕切りを境に左右に分かれているのはご覧の通りですが、どちらも洋服掛けパイプは2本ずつ取り付けてあります。写真ではちょっと見えにくいかもしれませんが、手前と奥に2本そして高さも少し変えてあります。

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4枚目の写真、寝室と同じ勾配天井で向こう側が天井の高い方です。いずれ物を置くスペースが足りなくなったとしたら、この高い部分に床を張って物置を後からつくることも可能です。
この家のお客様は、ゆったりしたクローゼットのある寝室にされました。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 18:10| Comment(0) | 完成した家「北代の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月18日

鷹栖の家 「和室」

前回は、寝室を紹介したこちらの家。今まで、玄関ホールから廊下に入ってトイレ・洗面所、そして書斎・寝室という順に奥の方へと見ていただいていました。
今日は、玄関ホールのところまで戻って、すぐ横にある和室をご覧いただきましょう。

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1枚目の写真、和室が中途半端に写っていますが、和室と廊下の関係を見ていただくための写真です。タタミの向こう側が廊下ですが、和室から廊下に出てすぐ左側に引違いの格子戸がありますね。その戸が玄関ホールの出入り口です。
ですから、この和室にお客様をお通しする場合は、玄関ホールから廊下に入ってすぐ和室に入れる間取りにされました。
和室と廊下の間には、ちゃんと戸がありますよ。写真では戸を開け放して写していますが、壁の部分に戸があるのがお分かりいただけますでしょうか。

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2枚目の写真では、和室の正面がちゃんと見ていただけます。左から順に床の間と仏間があって、一番右は収納になっています。この和室の大きさは、床の間・仏間・収納を除いて6帖です。
3枚目の写真は、リビングから和室を見ています。

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大黒柱があるのが、お分かりでしょうか。1枚目の写真の右端にも写っていますが、和室の角に大黒柱がありますね。太さは、24cm(8寸)角です。
この大黒柱は、もちろんの2階の上まである柱ですよ。1階だけの長さの太い柱も見かけますが、それは構造的にはあまり意味はないですね。
和室とリビングの間にも、ちゃんと戸がありますよ。写真の左側にちょっとだけ写っていますが、この戸を閉めると和室とリビングを仕切ることができます。
このように、リビングと一体的に使える部屋でもあるわけですが、この家の場合はタタミコーナーというよりは、少しかしこまった和室です。
では、次回リビングをご紹介します。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 18:54| Comment(0) | 完成した家「鷹栖の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月11日

ダイニングテーブル

うちじゅう同じ山の木を使って大工さんにつくってもらう造り付けや家具を紹介するコーナー、前回は 木のキッチン を見ていただきました。
今日は、ダイニングテーブルをご紹介しましょう。

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まずは1枚目の写真、ご覧の通りダイニングテーブルと一緒にベンチもつくられました。この写真でテーブルの向こうに、前回ご紹介した木のキッチンが見えています。
木のキッチンなのですが前回ご説明した通り、ダイニング側に襖紙を張った収納扉があります。またその左側にも、同じようにつくった収納扉が並んでいるのが分かる写真です。
ダイニングテーブルの話に戻りまして、このテーブルの天板は厚さ12cmの板にされました。そして、その板の端っこは丸太の丸みをそのまま残してあります。テーブルの脚は、すべて12cm角の木を使用。
ベンチの方は、座るところ(座面)は3cmの板、脚の部分の縦方向の部材は梁の切れ端、一番下の床に接している部材は柱の切れ端を利用してつくってあります。

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次に2枚目の写真、こちらのテーブルもつくり方としては1枚目の写真のテーブルとほぼ同じなのですが、違うのは天板。
この家のダイニングテーブルは、厚さ6cmの天板にされました。そして板の端っこも1枚目の写真と違って斜めにカットしてあります。
このように板の端っこの処理については、まず丸太の丸みを残すか、丸み部分を切り落とすかのどちらかです。
そして丸みを残す時は、茶色い(薄皮)部分をそのままにしておく場合と、電動カンナなどで丸みなりに削る場合があります。前者は茶色が残りますし、後者はある程度削るので白太(白色)が表面に出てきます。
丸み部分を切り落とす時は、斜めに切り落とすやり方と真っ直ぐに切り落とすやり方があり、この切り落とすやり方では、どちらも表面が白太になるのです。
これをどうするかは、山から家具用の板が運ばれてきた時に、お客様に実物を見てもらい大工さんの意見も聞きながら決めます。(3枚目の写真は、その様子です。)

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次は4枚目の写真、こちらはパッと見てお分かりのように、ダイニングテーブルとしては面白い形式ですね。1人用のテーブルと椅子が3人分くっつけてあるダイニングテーブルなのです。
1人分のテーブルは、学校の机みたいな形につくる。3人分くっつけることでダイニングテーブルとして使うし、他の場所で1人分または2人分のみ使いたい時にはこれを移動して使うこともできるようにという、この家のお客様のこだわりなのです。
こちらのテーブルの天板は、厚さ3cmの板。脚は6cm角の部材を使ってつくってあります。

ご紹介している造り付けや家具などのつくり方は、その家(お客様)によってさまざまです。こんな風に、使いたいように・使いやすいように自分の家だけの家具をつくって下さい。
どの家も共通なことといえば、うちじゅうが同じ山の木を使ってつくってあるので、木の家に合う木の家具だということです。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 21:41| Comment(0) | 木の家具・造り付け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月04日

北代の家 「書斎」

北代の家は、2階に上がってから吹抜け・2階ホール・洗面トイレと見ていただきました。
残りは、2階のある部屋を順にご紹介していきます。まずは、書斎からです。

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1枚目の写真、2階ホールから書斎に入るとこういう風に見えます。部屋の大きさは6帖で、一人用の書斎ではなく、ご夫婦二人のための書斎です。
写真でお分かりのように、部屋の真ん中にドーンと本棚があります。この本棚で、旦那様の書斎スペースと奥様の書斎スペースとに仕切ってあるのです。家具で部屋を仕切るという形式ですね。手前が、旦那様の書斎スペース。
奥に行って奥様の書斎スペースを見てみましょう。それが2枚目の写真です。

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旦那様の方も奥様の方もどちらも、大工さんによる造り付けの机と本棚がありますね。
机を見ていただきますと、一般的な机の奥行よりも小さめにつくってあります。これは、ノートパソコンが置ければ良い奥行であること、ちょっとした作業ができる奥行であれば良いというご要望により、こういう風につくってあります。
細かい部分では、机の大きさ(長さ)が少し違います。旦那様の机はI型であるのに対して、奥様の方の机はL型になっているのですが、これはこの写真では分かりにくいですね。

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3枚目の写真は、書斎奥の奥様のスペースから部屋の入口側を見ています。写真左側にある戸を開けると、以前にご紹介した2階ホール・吹抜けがあるのです。
こんな風に、部屋の真ん中に本棚を置いてスペースを仕切る形式にしたのは、書斎としては夫婦別々のスペースをご要望されたのですが、将来ここを6帖の部屋としても使えるようにするためです。ですから、この本棚は倒れないようにしてありますが、動かすこともできるように設置してあります。
では、次の部屋をお楽しみに!

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 18:40| Comment(0) | 完成した家「北代の家」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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