PAGE TOP

2015年01月30日

湿気対策

写真は、わが家の洗面所です。ここで、顔を洗ったり歯磨きをしています。
洗面台の上の部分は、大工さんが造り付けた収納箱です。両サイドはオープンで、真ん中部分に開閉できる鏡扉がついているのです。
この鏡扉をきちんと閉めずに、写真のように開いたままになっていることがあります。誰がそうしているかというと、私の妻です。閉め忘れではなく、湿気対策として開けてあるのですね。

s-DSCP1775w.jpg

前に住んでいた家では、洗面所・浴室のカビがひどくて大変な思いをしました。洗面所の収納箱は樹脂製でしたので、油断するとすぐその中にカビが生えるという状態でした。ですから、こういう場所の扉は開けておくという習慣が残っているのでしょう。
でも、新しい家の収納箱は木の箱なので、そういったことをしなくても大丈夫です。本物の木が湿気を吸ってくれるからです。歯ブラシが湿っていても、あっという間に乾きます。
木の家だから・・・はもちろんなのですが、それに加えて木の箱ということも意味があるのです。(過去の参考記事「木は大切なものを守ってくれる」もお読み下さい。)
本物の木の家は、除湿器・乾燥機が要らないということは何回も書いていますが、このように細かな部分での湿気・カビ対策やカビとりに苦労しなくても良いというのは、主婦にとってはありがたいことでしょうし、何よりも家族全員が健康に暮らせます。

木の家と言いますが、なぜ木を使うのでしょうか?
木を使う意味を理解し、その目的(効果)がちゃんと発揮されるように、木を使う・そういうつくり方をしないと意味がありません。そうでないと、木の無駄遣いをしているだけであり、鉄骨造やコンクリート造でも良い訳です。
本物の木の家=住み心地よく・健康に住める家として、それにふさわしい木を適材適所に使った家づくりをしましょう。

余談ですが、「この戸もう開けなくて良いよ。」とか余計なことは言わないようにしています。開いていて困ることは何もないですし。
それより、戸が開いているのを見た時に、前の家はこうだったな、と思い出すきっかけになっています。湿気のことだけでなく、昔の思い出も含めて・・・。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 16:44| Comment(0) | 家づくりあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月17日

木の家に住んで一年

一昨年の暮れに完成したわが家に住んで、一年が経ちました。最初の冬や夏の様子などもご紹介しましたが、改めて一年を通してのご報告です。
新しいわが家に住んで良かったことは・・・
1、冬:お風呂に入っていて暖かい。
2、冬:部屋から廊下・脱衣室・トイレに行っても寒くない。
3、夏:エアコンをほとんど使わない。
4、通年:洗濯物がよく乾く。
5、通年:掃除しやすい。

前の家が築40年ほどの断熱材のない家でしたから、新しい家とでは極端な部分もありますが、正直な感想です。
1と2は冬のことで3番目に夏のことです。これに関しては、雪国・寒冷地なので夏に比べると暖房する期間が長く、富山の家づくりはやはり夏よりも冬です。
お風呂と脱衣・トイレは、同じ項目としていいような内容ですが、私的には別項目として1に揚げます。
お風呂の場合は裸になるぶん余計に寒いので、お湯の中に入っている時はまだ良いのですが、身体を洗っている時はとてもとても寒いので、急いで洗ってなるべく早くまたお湯の中に入らなければいけません。この寒さが無くなっただけでも、とてもありがたいという感じです。
廊下・脱衣・トイレも結構な寒さでした。お風呂と違って服を着ていますが、パジャマ姿で廊下へ出る時はコートを着ようかなと思うほどです。実際には面倒くさいので、そんなことをせずに寒さに耐えます。新しい家では、部屋も廊下・脱衣・トイレもほぼ同じ室温なので、こういう寒さに耐えるという悩みも無くなりました。
昨年の暮れに親戚が集まる機会があって新しいわが家の話をすると、廊下・脱衣・トイレに行っても寒くない家って良いねと皆さんにうらやましがられました。富山では、こういう思いをしておられる家が多いのです。
お風呂も廊下もいわゆるヒートショックの話ですが、新しい家で家の中の温度差が少なくなったことで、私の妻の体の負担が減りました。「体が楽になった

3は、夏の話です。昨年の初めての夏は、温湿度測定と真夏を乗り切る工夫をいろいろしていましたので、猛暑日でもエアコンをつけずに夏が過ぎていきました。熱帯夜のみエアコンを少し使いました。「わが家の夏の報告
以前のように異常気象による猛暑日が無ければ、木の家はエアコンいらずだったと、わが家で実体験をしました。
4は、冬も夏も梅雨時期でも、一年じゅう洗濯物がよく乾きます。木の呼吸(調湿作用)で除湿器いらずの家であることは間違いありませんでした。「浴室の換気扇は使いません
5も同じような意味合いです。ホコリなどの量が少ないのではなく、ホコリがあっても湿度が低いので掃除しやすいですし、またカビやダニが少ないと言えます。(家の中でカビを見つけるのは大変です。)これが、アレルギー対策・予防にもつながります。

s-DSF_2064w.jpg

上記の暖かさに関しては、暖房器具・暖房方法によって違いがありますが、それ以外の夏の涼しさや洗濯物などの話は、本物の木の家ならではの住み心地の良さです。
木の良さがちゃんと発揮されるようにつくれば、うちじゅうに何台ものエアコン・除湿器を使わなくても、健康な暮らしをすることができます。
機械ありきの家だから高効率の設備機器で省エネをという前に、機械に頼らずともできることから・・・を見直した方がよほど省エネだと言えるのではないでしょうか。
省エネといえば光熱費ですが、前の家に比べて新しい家の光熱費は、大体3分の1位でしょうか。ビックリするほど安くなりました。
本物の木の家は、健康で快適な住み心地の良い生活ができる・・・住まいとしてこれが一番大事なことですね。
今までは、住まいをされたお客様からいろいろお聞きしていましたが、私も本物の木の家の住まい手として仲間入りさせていただきました。
私が自分自身で経験した本物の木の家の住み心地の良さを、今まで以上にアピールしていきたいと思います。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 17:41| Comment(0) | 木の家の住み心地を検証する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月05日

除雪の正月

あけましておめでとうございます。
2015年の初頭は、日本列島正月寒波襲来に見舞われ大雪となったところも多いようです。
富山では、昨年の12月より何度か寒波がありましたが、降った雪も寒波の合い間に融けてくれましたので大した積雪にならず済んでいました。
しかし今回の寒波では、元旦より降り始めた雪がちょうど正月三が日降り続き、富山市で今シーズン一番多い降雪・積雪量となりました。(1月3日に48cmの積雪)

s-DSCP1724.jpg

ウェザーニュースの富山の正月天気予報で、2015年の初仕事は除雪になりそうですとコメントが書いてあったのですが、まさにその通りでした。
せっかくのお正月だというのに、朝起きてまず除雪という3が日となりました。
1枚目の写真は、富山市の日枝神社です。1日の午後、初詣に行ってきました。天候が悪いのでそれほど混んでいないのでは?と期待したのですが、例年通りの混雑ぶりでした。

s-DSCP1726.jpg

2枚目・3枚目の写真は、1月3日ちょうど一番積雪が多い頃のわが家の周りの様子です。雪がたくさんありますね。
4日は気温が少し上がって雨、そして今日は久しぶりの青空で最高気温も8.1℃まで上がり、たくさんあった雪がだいぶ融けてくれて15cmほどまで減りました。

今日の写真でおまけの話ですが、3枚目の写真を見ていただきますと、軒の出が長い家と短いまたは無い家とでは雪の積もり方が違うのが分かります。(以前、軒の出の効果という記事でも書いています。)

s-DSCP1727.jpg

富山の雪は、湿った重い雪でまた風もあまりふかないので、ほぼ真っ直ぐに雪が降ることがほとんどです。ということは、軒の長さ通りに雪が積もります。
軒の短い家では、家の基礎・外壁にくっついて雪が積もりますが、軒が長いとその分だけ地面が見える状態で積もるのが、この写真でお分かりいただけるかと思います。
雪がたくさん積もると、玄関から家の横や裏に歩いて行くのも大変なのですが、このように積もってくれると家の周りを歩きやすいということも雪国では助かるんですよ。

さて今年も、木の家づくりに役立つ・木の家に住んでおられる方にも役立つ事なども含めて、ブログを書いていきたいと思います。
今年も、よろしくおねがいいたします。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 18:13| Comment(0) | 地域情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ブログのトップページへ

草野鉄男建築工房のホームページへ