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2014年11月25日

伐採ツアー2014

先日、山で伐採ツアーが開催されました。
春に植林ツアー・秋に伐採ツアーと毎年行われている行事ですが、今回のツアーには私のお客様が2組参加されました。既にこの山の木を使って建てられた方と、これからこの山の木を使って家を建てられるお客様です。
既に建てられたお客様は、この山の木を使わせていただいた御礼の意味もありますが、今回が初めての参加ではなく今までも何度か参加しておられます。
何度行っても飽きることがなく、行く度に新しい発見・勉強になることがあるそうです。また今回は、一緒に参加されたこれから建てられるお客様の(家づくりの)先輩としても参加していただきました。

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これから建てられる方は初めての参加でしたが、樹齢100年の大きな木が伐採される様子を見てとても感動したそうです。特に、子供が大はしゃぎでとても喜んでいたと言っておられました。
山で伐採の見学もしますが、このツアーでは製材所・木材加工場も見学コースに含まれています。
そこにもたくさんの丸太が置いてあり、柱・梁など構造材の製材や板材に加工しているところ、そして製材加工を終えた材料を天然乾燥している様子を見学します。
林業家から、加工から天然乾燥までのこだわりや苦労話を聞いて、とても大事に木を扱っておられるという印象だったそうです。

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普通の家なら、上棟直前に現場に材木が運ばれてきて初めて自分の家の木を見ますが、実際には家に使う木を伐るところから始まっています。
木を伐ってから現場に運ばれてくるまでには、林業家・大工さんのご苦労があって家の材料になる訳です。普通なら見れないそういう部分を知ることによって、家を大事に長く使っていただきたいですね。
木は自然素材ですから、木の色や年輪の形成のされ方など、育った地域による違いがあります。しかしその違いは、木材の品質としては大した問題ではありません。それよりも、伐った後の処理・加工による違いの方が重要です。
木を適材適所に選別すること、木の良さがちゃんと出るように加工すること、こういうことが長い目で見た家の性能や住み心地として影響します。
昔の家は、こういう材料を用いて大工さんも木のことを考えたつくり方をしてきたので、長持ちもしますし古民家再生もできるのですね。

今回参加されたお客様は、家づくりの思い出が1ページ増えたことと、木の大切が良く分かられたようです。また、既に本物の木の家に住んでおられる先輩からも家づくり・住み心地などいろいろな話を聞けたことも、とても参考になったそうです。
なお掲載した写真は、参加されたお客様にいただいたものです。ありがとうございました。また参加されたお客様、お疲れ様でした。
私も一緒に同行を・・・と思っていたのですが、やむを得ない用事で行けませんでした。同行もそうですが、昨年はわが家を建てましたので本来なら御礼という意味で参加しなければいけません。来年こそは・・・。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 17:43| Comment(0) | 植林・伐採ツアー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月14日

「木の床」のお掃除

木の床の掃除は、何を使えば良いのか?、どうすれば良いか?と聞かれることがあります。
木の床は掃除が大変というイメージや、掃除機を使うと傷がつきそうで、そう思われる方もいらっしゃるようです。
でも実際には、それほど大変なことではありません。

一般家庭の多くは、掃除機を使っておられると思います。では、本物の木の家に住んでおられる方々はどうしておられるのでしょうか。
昨年の暮れにわが家が完成して完成見学会を開催した時、今まで設計させていただいたお客様も見に来て下さいました。
そのお客様たち何組か揃って話をしていた際に、掃除道具は何を使っているかという話題になりました。
それぞれの方が、いろいろ使ってみられた結果だと思いますが、使っている掃除道具がどの家も同じだったのです。
その道具とは・・・、クイックルワイパーでした。(ただし、ドライタイプ。)
結局、みなさん共通して言われたのは、掃除機を使わなくてもクイックルワイパーで十分だから、ということでした。

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写真は、わが家の掃除道具です。クイックルワイパー床用とハンディタイプ、それと小さいほうきと紙製のちりとりです。掃除機も前の家から使っている物を持っていますが、ほとんど使っていません。
小さいほうきは、レールや溝部分のゴミを掃き出すためのほうきとして売られている物です。
木の床の掃除で大変だと思われる理由に、床板のすき間をどうすれば良いかもあると思います。
実際にこの小さいほうきを使ってすき間のゴミをとるのですが、思ったよりそのすき間にゴミはたまらないものです。(すき間だらけでもないし、すき間の具合も時期によって違う)
ですから、クイックルワイパーを使ったあと、ゴミ・ホコリをこのほうきとちりとりで捨てるのが主な使い道です。なおかつ、すき間にゴミがあるのを見つけた場合に、このほうきで掃き出します。
紙製のちりとりは、樹脂製のように静電気でホコリがちりとりにくっつくということがないのが特徴です。
日常の掃除はこれだけで、そのあとに雑巾がけはしていません。木の床に雑巾がけしたらダメということではなく、かたく絞った雑巾であれば大丈夫です。雑巾を使うのは、何かこぼした時か汚れを取る時くらいです。

掃除がより大変なのは、梅雨時期や冬の結露が起きる時期ですね。床板がベタベタしたり、特に家具や物の裏側などではホコリが湿気で壁や床にこびりついていたりします。
しかし、本物の木の家ではそういうことがありません。
木の床はいつもサラサラですし、家具や物の裏側にホコリがたまっていても、そのホコリが湿らず乾いているので掃除しやすいというわけです。(そこが乾いているということは、カビ・ダニが発生しにくいということ。)
湿度が高くなりやすい脱衣室であっても、洗濯機の裏側のホコリもそうですし、収納箱の裏も箱をどかしてサッとホコリをとってやるだけで綺麗になります。
クイックルワイパーをかけて、ゴミ・ホコリを捨てて終わり・・・なら、掃除としては楽な方ではないでしょうか?

ただし、木の床であることだけでなく、家全体が呼吸(調湿)してくれる本物の木の家だからこそ、うちじゅうどこでも掃除しやすいのです。

※木の床も、いろいろな処理をされた板、塗装された板もありますので、それも考慮した道具・やり方で掃除して下さい。

草野鉄男建築工房
posted by kusano at 16:48| Comment(0) | 住まいのお手入れ・補修・工夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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